植物画コンクール

植物画コンクール概要

国立科学博物館筑波実験植物園では植物画コンクールを毎年開催しています。小学生の部、中学生・高校生の部、そして一般の部の3部門からなり,それぞれの部門で優秀な作品に対し、文部科学大臣賞、国立科学博物館長賞、筑波実験植物園長賞各1点のほか、佳作(小学生の部15点、中学生・高校生の部12点、一般の部5点)、準佳作(小学生の部30点、中学生・高校生の部25点、一般の部10点)の各賞が授与されます。

○ 第33回募集要項のご案内
第33回植物画コンクール募集要項 (PDF 約1MB)
○ 第32回の入選作品が決定いたしました。
第32回植物画コンクール入選者一覧表 (PDF 約300KB)

※入選作品は「植物画ギャラリー」よりご覧いただけます。

学校表彰

学校からの応募で、多くの作品が入選となった場合、特別奨励賞として館長がその学校を表彰することがあります。

植物画とは

さまざまな絵画の中には、植物の描かれているものが数多くあります。絵の背景までも含めると、どこかに植物あるいは植物の一部が描かれているもののほうがむしろ多いかもしれません。しかし、それらがすべて植物画と呼ばれているわけではありません。

野山で植物を観察し、その植物の名前を知ろうとする時、花の色や形、花びらやがく片の数、さらには葉の形やつき方をもとにその植物が何であるかを決めるでしょう。それは世界中に23万種以上あるといわれている花の咲く植物、すなわち顕花植物はそれぞれにこれらの花や葉の形や数が決まっていて、それによって区別できるからなのです。花は咲きませんが、コケやシダ、キノコなどについてもその形は植物によって決まっています。

植物画では、その絵を見て、その植物が何であるのか、確実にわかることができなければなりません。例えば、カエデの仲間を描こうとすれば、葉の形こそ、掌状から三小葉、単葉まで種類によってまちまちですが、花は放射総称(点対称)であり、花びらとがく片は離弁、雄しべは8本、雌しべは1本で、子房(果実になる部分)はがく片の付け根より上にあり(子房上位)、そして果実には2枚の翼があることではどの種でもたいてい共通ですから、そのように描かなければなりません。その植物の特徴となる花の部分がぼやけて描かれていたり、たとえ描かれていてもその特徴が本来の植物と異なっていては植物画とはいえないのです。植物画では、このようなそれぞれの植物の特徴を正確に表現することが必要なのです。もちろん、その芸術性についても追求しなくてはなりませんから、植物画はその正確性と芸術性を兼ね備えた絵画といえるでしょう。

第25回 一般の部,文部科学大臣賞,サンショウバラ

一般の部,文部科学大臣賞,サンショウバラ

トップへ戻る