ロゴ:筑波実験植物園

つくば蘭展

2011年3月13日(日)~3月21日(月・祝)(会期中は休園しません)

※ 地震被害により「つくば蘭展」は中止とさせていただきます。
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

詳細が決まり次第「筑波実験植物園」のウェブサイトにてお知らせいたします。


会場 筑波実験植物園(茨城県 つくば市)
 アクセスや利用案内を確認する

特別企画
 「香る世界遺産 においえびね」

平日限定
ニオイエビネの匂い袋を抽選で50名様にさしあげます

協力:
つくば洋ラン会 カネボウ化粧品
東京都立神代植物園 筑波大学農林技術センター
水戸市植物公園 水戸市植物公園蘭科協会

- つくば蘭展 -

展示 ~感じる!ランの多様性~

 ランは地球上でもっともバラエティ豊かな植物です。つくば蘭展は「ランの多様性とその未来」にスポットを当てます。美しい花、変わった花をお楽しみいただくとともに、環境の悪化によって地球から消えていくランを救う方策を紹介します。

● 特別企画「香る世界遺産・においえびね」

 伊豆諸島でしか見られないラン、ニオイエビネ。他に類のない高貴な香りと花の美しさのため絶滅寸前となりましたが、人工繁殖に成功し復活を遂げつつあります。香りの秘密、絶滅から救うための技術、進化・・・ニオイエビネのすべてを初公開します。

● 世界の野生ラン - つくばコレクションを公開します

 筑波実験植物園は、世界有数のラン保存施設です。この「つくばコレクション」から、開花中の貴重な野生種を公開いたします。

● 美しい花をエキゾティックな雰囲気で

 協力団体の方たちが丹精込めて育てた作品を数多く展示します。お花屋さんでは見ることのできない種類ばかりです。大温室のエキゾティックな雰囲気の中でお楽しみください。

● 「伊豆諸島の野生ラン写真展」「くせになるランの香り体験コーナー」・・・企画展示もいろいろ

 だれも知らないランの不思議な世界にご招待します。ほかのラン展ではけっして見ることのできない、美しく・おもしろく・ためになる展示です。

- つくば蘭展 -

講座

● プレ・イベント「ランの多様性を知り、守り、伝える」

* 電話予約が必要です(お申込先へ▼
2月26日(土) 13:30-15:00 講師:遊川知久(筑波実験植物園)
ランが危ない!絶滅のおそれのとりわけ高い植物、ラン科を絶滅から救う方法をお話しします。


● 「ランがもっとおもしろくなる日」≪スライドとお話≫

* 予約は不要です
 ことしのつくば蘭展の企画展示をもっと深く知ることのできるお話をラインナップしました。初めてランに興味を持たれた方から専門家まで、生きものとしてのランのおもしろさを感じていただけるプログラムです。
日時:2011年3月13日(日) 10:30-12:30
場所:国立科学博物館筑波実験植物園 研修展示館講義室(3階)
参加無料(入園料のみ)

プログラム
10:30-11:10 「八丈島のランと自然」
 八丈ビジターセンター 菊池 健
11:10-11:40 「香る世界遺産・ニオイエビネの復活」
 秋田県立大学生物資源科学部 三吉一光
11:50-12:30 「なぜランの香りは多様か?」
 国立科学博物館筑波実験植物園 奥山雄大


● 「ランの多様性と保全の日」

*電話またはFAXでの予約が必要です(用紙のダウンロードへ▼
 ランの多様性と保全の日 ご案内
 自生地播種は、植物の野生復帰のもっとも有力な手法として期待されています。2010年から環境省も絶滅危惧植物の野生復帰モデル事業として、自生地播種を実施しているところです。種子発芽時の菌共生が不可欠なラン科は、自生地播種の効果がもっとも期待される植物のひとつで、この手法を推進するフラッグシップとしての役割が期待されます。しかし事例が少ないため、知見と技術の蓄積が十分とはいえません。午前中の入門講座では、生物多様性保全に関心をもつ学生、市民、技術者が、自生地播種に必要な知識と技術を習得できる内容とします。午後のワークショップでは、ランの保全や研究において自生地播種を利用してできる事柄を明らかにするとともに、技術の改良をめざします。


① ランの多様性調査・保全入門講座「野外で種子発芽を調べる」
日時:2011年3月18日(金) 10:00-12:00
場所:国立科学博物館筑波実験植物園 研修展示館と園内
対象:学生(高校生以上)、市民、保全に関わる技術者
参加無料(入園料のみ) 定員20名
電話またはお申込用紙のFAXで予約をお願いいたします
※申込は先着順とし、定員になり次第締め切りとさせていただきます。

■プログラム
┣10:00-10:30 お話「自生地播種のすすめ」
┃ 日本女子大学理学部 辻田有紀
┣10:30-12:00 実習「実際にタネを播いてみよう」
┗ 国立科学博物館筑波実験植物園 野村尚史


② ワークショップ「自生地播種によるランの保全と研究」
日時:2011年3月18日(金) 13:00-16:10
場所:国立科学博物館筑波実験植物園 研修展示館
対象:学生(高校生以上)、市民、保全に関わる技術者、研究者
オーガナイザー:遊川知久 辻田有紀 野村尚史
参加無料(入園料のみ)  定員50名
電話またはお申込用紙のFAXで予約をお願いいたします。
※申込は先着順とし、定員になり次第締め切りとさせていただきます。

■プログラム
┣13:00-13:10 「なぜ自生地播種か」
┃ 国立科学博物館筑波実験植物園 遊川知久
┣13:10-13:30 「ランの種子発芽の特性」
┃ 秋田県立大学生物資源科学部 三吉一光
┣13:30-13:50 「土壌での菌根菌の分布・生態」
┃ 信州大学農学部 山田明義 
┣13:50-14:10 「レブンアツモリソウ自生地における菌根菌の分布調査」
┃ 北海道大学大学院農学研究院 志村華子 
┣14:10-14:30 「ムカゴサイシンの発芽生態の解明」 
┃ 国立科学博物館筑波実験植物園 野村尚史
┣14:30-14:40 休憩
┣14:40-15:00 「着生種フガクスズムシと地生種クモキリソウの樹上/地上での比較播種試験」
┃ 国立科学博物館筑波実験植物園 堤千絵 
┣15:00-15:20 「菌寄生種の生活史解明への利用」
┃ 国立科学博物館筑波実験植物園 馬田英隆 
┣15:20-15:40 「野外播種によるキンランの自生地復元技術の検討 - 埋設場所、深さおよび支持資材について」
┃ 玉川大学農学部 山崎旬
┣15:40-16:10 「意見交換とまとめ」
┗ 日本女子大学理学部 辻田有紀

申込用紙のダウンロード

各講座のお申込み・お問合せ先

国立科学博物館・筑波実験植物園
〒305-0005 茨城県つくば市天久保4丁目1-1
電話: 029-851-5159 FAX:029-853-8998

 

- つくば蘭展 -

イベント・その他

● 「バックヤードツアー 植物園の保全の現場」

* 往復はがきで予約が必要です(定員15名)
3月21日(月・祝) 13:30-14:30 
講師:鈴木和浩(筑波実験植物園)
住所、氏名、電話番号、年齢(学年)をご記入の上、郵送にてご応募ください。応募多数の場合抽選。
2011年3月8日(火)必着

宛先:
 〒305-0005 つくば市天久保4-1-1
 筑波実験植物園「つくば蘭展バックヤード係」

● フォーラム・みんなで学ぶラン作り

* 予約は不要です
3月21日(月・祝) 10:30-12:00
つくば洋蘭会主催
お育てのランがどうすれば咲くようになるか、どしどし質問をぶつけてください。咲かない鉢もぜひお持ちください。きっと来年からは花が咲きます。

● ラン展の見どころを、専門家が詳しく説明します(会場案内)

* 予約は不要です
3月13日(日)、19日(土)、20日(日) 13:30-14:30

● ランの育て方・持ち込み相談コーナー

土・日・祝日の10:00~12:00と13:00~15:00
(第1会場内のつくば洋蘭会デスク)

● 期間中、蘭の販売があります。

トップページ 前のページ Page1.
トップページ
次のページ  ラストページ

写真:ニオイエビネ Calanthe izu-insularis 世界でも伊豆諸島にしかない貴重な種(撮影 三吉一光)