植物アート展 国立科学博物館 筑波実験植物園植物アート展 2012年12月22日(土)~2013年1月14日(月・祝)

生き物の美しいかたちに触れる

生き物の不思議な形。そんな形を生かした様々なアートと元の生き物を展示します。アートを通して生き物の美しさを再発見しませんか?

生き物のかたちの芸術性を世に問うたヘッケルは生物学者であり、医者でもありました。 また、最初は画家を目指していました。そんな、ヘッケルが出版したKunstformen der Nature (邦訳『生物の驚異的な形』他)は、その芸術性の高さから、20世紀初頭の芸術家に大きな影響を与え、アール・ヌーヴォー運動のきっかけの一つとなったとされています。この展示ではヘッケルの描いた図と共に元になった生物の標本・写真等を展示し、ヘッケルが生き物をどのように見ていたのか、生き物のかたちの芸術性を見て頂きたいと思います。

イベント

ケイソウをモチーフとしたおりがみ絞り染めワークショップ
定員 :15名(小学3年生以下は親子同伴) ※要申込み
日時 平成24年12月23日 (
9:30~16:00(お昼1時間休憩)
材料費 350円 (保険料含む)
講師 東京学芸大学 美術分野 准教授 古瀬 政弘
(アシスタント:東京学芸大学 大学院生 神田 春菜)
お申込み 往復はがきにて申込み
≫ お申込み詳細はこちら

ケイソウをモチーフにし、藍染めを使ったおりがみ絞り染めのハンカチを制作します。 布をおりがみのように折りたたんで輪ゴムで括り染め、糸ノコを使って金属板でケイソウの形の型を作り板締染めをします。絞り染めの独特な模様でミクロの不思議な世界を再現しましょう。 最後に作った金属型はクリスマスツリーに飾ります。

講演会「ヘッケルが愛したいきものたち」「小さないきものの形の秘密」
定員 :40名 ※予約不要
日時 平成25年1月14日 (月・祝
14:00~16:00
講演 「ヘッケルが愛したいきものたち」
相田 吉昭 (宇都宮大学・農学部)
「小さないきものの形の秘密」
辻 彰洋 (国立科学博物館 植物研究部

「ヘッケルが愛したいきものたち」

ヘッケルが最も愛した生き物の一つは放散虫と呼ばれる単細胞の海洋のプランクトンです。相田教授は放散虫の研究者であり、ドイツのヘッケルハウスでの調査なども行ってきています。講演では様々な放散虫について紹介して頂くと共に、ヘッケルの生物学者としての側面、芸術家としての側面について話をして頂きます。

「小さないきものの形の秘密」

水中の小さな生き物は、私たちが想像もつかないような、多様で美しい形をしています。その様な形は、何のために、どのようにして出来ているのでしょうか?様々な水中の微小生物を紹介すると共に、その秘密について紹介します。

展示案内
日時 詳細
12月23日( 13:00~13:30 北山 太樹
(国立科学博物館)

木村 光子
(日本藻類学会)
1月6日(
1月12日(
1月13日(
13:00~13:30 辻 彰洋

<展示内容>
・日常の植物アート
・植物のかたちとアート
・フジマリモ
・筑植写真コンテスト作品展示
・金工とデザイン―植物アート
・きのこアート
・海藻アート
・美しき微細藻類の顕微鏡観察コーナー


など

めざせ!ベストどんぐりストの二次審査も行います

概要

日時 2012年12/22(土)~2013年1/14(月・祝)
※12/28~1/4,1/7は休園
開園時間 9:00~16:30
※入園は30分前まで
開催場所 国立科学博物館 筑波実験植物園
入園料 一般 : 300円
高校生以下・65歳以上 : 無料
団体 : 200円 (20名以上)
リピーターズパス : 年会費1000円
備考 めざせ!ベストどんぐりストの二次審査も同時開催しています

アクセス

独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園

所在地 茨城県つくば市天久保4-1-1
お問合せ (代表) 029-851-5159
(FAX) 029-853-8998

土日・祝日はサイエンスバスツアー!1日乗車券[大人500円・小人250円]で、乗り降り自由 TEL:029-863-6868