水草展2017ブログ
筑波実験植物園

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2017/8/18(金)

夏休みの自由研究にも!

水草展リーダーの田中です。

とうとうあと3日となり、会期中にお届けする最後のブログとなってしまいました。これまでたくさん紹介してきましたので、目に止まりにくい、でも見て欲しいところを紹介します。

アマモ水槽の中のアミメハギ。アマモ場に欠かせないかわいい魚です。ぜひ見つけてみてください。

8/10にも紹介しましたが、クロモの雄花が頻繁に咲いています。水中から水面に浮上して花粉をまき散らす瞬間をご覧になれた来園者の方も多くいます。神秘的なクロモの開花の瞬間をぜひ。

幻の水草ムサシモです。レア中のレア水草です。黄色い○で囲った部分に、曲がった果実があります。

天然記念物「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」からやってきました。よーくみると、葉の一部が二枚貝のようになっていて、ミジンコなどを捕らえる食虫水草です。

特定外来生物のボタンウキクサに、かわいい花が咲いています。水芭蕉みたい?そうです、同じサトイモ科なので。

水田コーナーでコナギの花が咲きました。

そこに浮いているのは、さまざまな浮き草類(浮遊性水草)。6種あるのがわかりますか?それぞれの名前は会場で確かめてみてください。

そして、そこで出会った女の子。夏休みの自由研究でアオウキクサのことを調べているそうです。企業秘密だと思うので、詳しくは書きませんが、しっかりとした実験計画で、途中結果も面白いものでした。水草談義をして、ちょっとだけアドバイスをさせてもらいました。

水草は、夏休みの自由研究にもぴったりです。そんな視点で水草展をご覧いただくのもうれしいです。
水草展2017は日曜日まで!ぜひぜひご来場ください。お待ちしております。