世界の生態区

温室

サバンナ温室【温室】

■サバンナ温室(アメリカ、アフリカ、オーストラリア区)
乾季、雨季がはっきりし、年間降雨量の少ない地域でくらす植物を植栽しています。 アメリカ区にはサボテンやリュウゼツランのなかま、アフリカ区にはアロエ、バオバブ、トウダイグサ科の多肉植物など、オーストラリア区にはユーカリ、ブラシノキ、ヤマモガシ科などがあり、 水を貯めたり、乾燥に耐えるさまざまな工夫が見られます。このような環境にはソテツ科植物も多く見られます。 。

サバンナ温室

トックリラン イメージ
アメリカ区のトックリランBeaucarnea recurvata
(リュウゼツラン科)
  茎の基部が膨らんで貯水の役目をしています(2月)

エウフォルビア・エノプラ イメージ
アフリカ区のエウフォルビア・エノプラ
(トウダイグサ科)(6月)
サボテン科とよく似た形で、乾燥植生への収斂進化の例
―>サボテン科とよく似ていますが、トウダイグサ科の植物です。全く異なる植物が似た環境に適応した結果、似た形へと進化することを収斂といいます。

トップへ戻る

熱帯雨林温室【温室】

■熱帯雨林温室(低地林・山地林)
※2009年8月より、
「熱帯雨林温室 1階 低地林室」(→紹介ページ)を公開しています。

アジア、オセアニアの熱帯雨林の植物を展示しています。いつも温度が高い低地林室と、熱帯山地の涼しく湿度の高い環境を再現した山地林室に分かれています。低地林室ではフタバガキ科、クワ科、ヤシ科などの木とともに、さまざまな着生植物、つる植物が見られます。山地林室では,ブナ科、ツバキ科、ツツジ科などの木や、ラン科、シダ植物、さまざまな食虫植物などを展示しています。

熱帯雨林温室区画

ヤエヤマヤシ イメージ
琉球列島の石垣島、西表島にしか分布しないヤシの1種。

ヒスイカズラ イメージ
フィリピンの熱帯雨林に生えるつる植物。 青みがかった緑色の花にはコウモリが集まるといわれます(2〜4月)

トップへ戻る

水生植物温室【温室】

■水生植物温室(淡水・マングローブ)
水生植物の、様々な水環境への適応が見られます。
熱帯水生植物室:亜熱帯〜熱帯の河川、湖沼、湿地に生育する植物がみられます。
マングローブ室:陸域と海域の境界に生育する植物を展示しています。河口付近の汽水域に生育するマングローブ植物と海岸の隆起サンゴ礁の上に生育する植物が見られます。
アクアスロープ:水生植物の様々な受粉のしくみを見ることができます。

水生植物温室区画

淡水水槽 イメージ
熱帯水生植物室。
右奥の大きな植物はマダガスカル産
サトイモ科のティフォノドルム(8月)

マングローブ室 イメージ
マングローブ室。
東南アジアのマングローブ(オヒルギ、ヤエヤマヒルギなど)と岩場の隆起サンゴ礁植物(モンパノキ、ヤエヤマオオタニワタリなど)

アクアスロープ イメージ
アクアスロープ

トップへ戻る

温室周辺【温室】

■温室周辺
サバンナ温室周辺には、夏乾燥、冬湿潤の地中海性気候に生育する多くのハーブや球根植物などが見られます。熱帯雨林温室周辺には、日本の暖温帯林のルーツとされ熱帯山地雨林植物と関連する中国南部のブナ科、クスノキ科、ツバキ科、ツツジ科植物が植えてあります。

温室周辺

ネリネ・ボウデニー イメージ
温室外に地中海性気候の植物、南アフリカ産
ネリネ・ボウデニー(ヒガンバナ科)(11月下旬)

サルウィンツバキ イメージ
温室外植栽の中国南部などに見られる
サルウィンツバキ(ツバキ科)(3月上旬)




トップへ戻る