シャクナゲ ‘太陽’

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

シャクナゲ ‘太陽’ 

学 名

Rhododendron ‘Taiyo’ 

科 名

ツツジ Ericaceae 

園内の花

解 説

Rhododendron属について常緑または落葉低木、まれに高木、葉は互生、短柄を持ち全緑。花は小梗を持ち、頂生はまれに腋生の繖状総状花序を綴り、1~数花を束生する。花柱は細長く先端に頭状の柱頭を戴く。 

研究者ノート

シャクナゲの野生種はヒマラヤと中国の高冷地を中心に自生しています。これらを使ってヨーロッパやアメリカでは古くから品種改良が行われてきましたが、暑さに弱い品種が多く美しく咲かせることが難しい中、和田弘一郎氏の作った‘太陽’ は、ずば抜けて暑さに強い品種として有名です。交配親にロドデンドロン・ポンティクム(Rhododendron ponticum)という、 ヨーロッパ南部からインド・カシミール地方にかけての暖かい土地に分布する種を使ったことが大きな理由です。(遊川知久) 

自然分布

原産は北半球の寒帯および温帯に分布し、南アジア、マレーシア、ニューギニア、オーストラリア等の山地 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

庭園樹・植鉢・切花 

名前の由来

属名のRhododendronはギリシア語のrhodon<赤い>、dendron<木>の意味で古くギリシアでセイヨウキョウチクトウにつけた名である。 

園内区画

教育棟中央広場 

「おすすめ」
登場回数

7

スタッフによる今週のおすすめで紹介された回数を表します。

拡大表示

  • 花

  • 花

  • 花

  • 花

  • 花

  • 葉

  • 芽

  • 芽