植物名 |
キハダ(シコロ, キワダ) |
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学 名 |
Phellodendron amurense Rupr. var. amurense |
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科 名 |
ミカン Rutaceae |
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園内の花 |
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解 説 |
落葉高木。樹皮は軟らかく、剥ぐと内皮は鮮黄色。黄緑色の花をつける。 |
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研究者ノート |
中央広場と絶滅危惧植物コーナーの間のベンチにある大きなキハダの木は、いくつかの面白い昆虫のすみかになっています。葉っぱの裏をぜひ丹念に調べてみてください。背中に黄色いハートマークのエサキモンツノカメムシがじっとしているのが見つかるはずです。今の時期、メスは卵や生まれたばかりの幼虫を体で覆ってじっと守り続けていて、外敵はあのカメムシのにおいで撃退です。それにしても、まるで母親の愛情が背中のハートマークにあらわれているように思えませんか?(奥山雄大) |
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自然分布 |
北海道・本州・四国・九州・アジア東北部 |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
- | 筑波山分布 |
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利 用 |
内皮は健胃整腸剤に用いる。樹皮は黄色の染色剤として使用。 |
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名前の由来 |
皮の内側が黄色いことから黄膚といわれる。 |
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園内区画 |
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