スギ(オモテスギ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

スギ(オモテスギ) 

学 名

Cryptomeria japonica (L.f.) D.Don 

科 名

ヒノキ科 Cupressaceae 

旧科名

CUPRESSACEAE ヒノキ 

園内の花

解 説

高さ30-40mの常緑高木。樹皮は赤褐色-暗赤褐色で縦に裂け、薄くはがれる。枝はふつう斜上し、密に分枝する。葉は鎌状針形で、基部は太くなり枝に沿下する。枝にらせん状に密につき、枯れると小枝ごと落ちる。雌雄同株で、雄花は淡黄褐色で小枝の先に集まってつき、雌花は緑色、球形で短い枝の先に1つずつつく。球果は木質で熟すと裂開する。種子は両側に狭い翼をもつ。屋久島には樹齢7000年といわれる縄文杉がある。 

研究者ノート

この時期、あまり世間の評判の良くない日本固有種のスギは、「生きている化石」と呼んでよい植物の一つです。現在日本と中国にだけ分布するスギ(属)は、地質時代には北半球の広い範囲に分布し、およそ4千万年前のヨーロッパ中部では、湿地をとりまく低地植生の要素でした。一方、日本国内で確実なスギ属の化石が見つかるようになるのは意外にも数百万年前以降のこと。つまり、スギは新生代後半に世界的に分布を縮小する中で、幸いにも(?)日本に広がり、生き残った植物なのです。(矢部淳) 

自然分布

本州・四国・九州 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

建築材として用いられ、各地に植えられている。道路がコンクリート化されて花粉が飛びやすくなったから花粉症が発生しているという説もあるが、人間が多くスギを植樹したせいという説もある。 

名前の由来

まっすぐに伸びる木であることから、「直木」(すぐき)に由来する。 

園内区画

山地草原(低地性)砂礫地植物(山地性)水生植物シダ植物温帯資源植物 東筑波山の植物 

「おすすめ」
登場回数

9

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