植物名 |
ウラジロモミ(ダケモミ, ニッコウモミ) |
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学 名 |
Abies homolepis Siebold et Zucc. |
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科 名 |
マツ Pinaceae |
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園内の花 |
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解 説 |
高さ30-40mの常緑高木。モミより標高の高い所に生える。モミとは若枝に毛がないこと、若木でも葉先が2裂しないことで区別できる。葉は線形で、裏面は気孔帯があることから白い。雌雄同株で、前年枝の葉腋に、黄褐色の雄花がらせん状に、紫赤色の雌花が直立してつく。球果はその年の秋に紫色に熟し、直立する。 |
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研究者ノート |
クリスマスツリーとして使われる針葉樹に、モミやトウヒの仲間があります。多くは、寒い亜高山などでの針葉樹林帯の構成種となっています。この種は、本州の亜高山に分布するモミの仲間です。亜高山針葉樹林帯は、痩せたポドソル性土壌が分布していますが、シャクナゲなどを伴い、地表面はコケで覆われた、幻想的な風景をしています。(平山良治) |
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自然分布 |
本州(福島-紀伊半島)・四国 |
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絶滅危惧ランク |
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日本固有 |
○ | 筑波山分布 |
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利 用 |
建築材、梱包材、パルプとして利用される。日本ではクリスマスツリーに利用される。 |
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名前の由来 |
葉の裏が白く見えるため。 |
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園内区画 |
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