サンゴジュ(アワブキ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

サンゴジュ(アワブキ) 

学 名

Viburnum odoratissimum Ker Gawl. 

科 名

レンプクソウ Adoxaceae 

旧科名

スイカズラ CAPRIFOLIACEAE 

園内の花

解 説

高さ20mに達する常緑高木。葉は楕円形-長楕円形で対生し、ほぼ全縁またはやや波状鋸歯がある。表面は暗緑色で光沢があり、裏面は明るい緑色。円錐花序は枝の先に頂生し白色で、わずかににおいのある花を多数つける。一般的に基部に2対の葉がある。核果は液質で楕円形-卵形、短い突起があり、赤くなってから黒熟する。核は楕円形では背側はほぼ円形で、腹側に1本の深い溝が縦にある。標高10-770mの丘陵地および沿海地の谷に分布。 

自然分布

本州(関東地方南部以西)・四国・九州・琉球/中国(南部)・インドシナ半島・フィリピン・スラウェン 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

燃えにくいので防火樹に利用・生垣 

名前の由来

”サンゴジュ”の名は、多くの赤い実をつけたところをサンゴに見立ててつけられた。”アワブキ”の名は、材に水分が多く、燃やすと泡を吹くことからついた。 

園内区画

常緑広葉樹林温帯資源植物 東温室周辺 

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