ツノハシバミ(ナガハシバミ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

ツノハシバミ(ナガハシバミ) 

学 名

Corylus sieboldiana Blume var. sieboldiana 

科 名

カバノキ Betulaceae 

園内の花

解 説

日当たりのよい山地や丘に生える、高さ4-5mの落葉低木。葉は互生し、長さ5-11cm、卵形-長楕円形で鋸歯が有り、はじめ中央が濃い褐紫色になることがある。葉に先立って花が咲く。雄花序は前年の秋、葉腋に1-4個がつき、花時には帯黄赤褐色となり下垂する。雌花は雄花よりも枝先に数花が集まって付き、赤色の花柱が冬芽から長く伸びる。果実は1-4果が硬い毛のある筒状の苞に包まれ、苞の先はくちばし状に長く伸びる。 

現場の目

カラ煎りして食べると香ばしくておいしいのですが、殻を剥く際に覆っている毛が刺さるのが難点です。(二階堂) 

自然分布

北海道・本州・四国・九州、朝鮮(温帯) 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

食用 

名前の由来

果実を包む苞の形からツノハシバミの名が付いた。 

園内区画

低木林(高地性) 

「おすすめ」
登場回数

37

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花
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撮影場所
低木林(高地性)
撮影日
2006.3.24
撮影者
二階堂