ナナバケシダ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

ナナバケシダ 

学 名

Tectaria decurrens (C.Presl) Copel. 

科 名

ナナバケシダ Tectariaceae 

旧科名

オシダ DRYOPTERIDACEAE 

園内の花

解 説

常緑性。根茎は短く、塊状となり、葉を叢生し、鱗片をつける。鱗片は披針形、長さ13mm、幅2mmに達し、褐色でややかたく、淡色で崩れやすい辺縁部がある。葉柄は長さ20-50cm、褐色で光沢があり、基部に鱗片があり、基部近くまで幅7mmに達する広い翼がある。葉は多少二形になる傾向があり、胞子嚢をつける葉は裂片の幅がやや狭い。かさかさした山地林下に生じる。 

自然分布

琉球(奄美諸島の沖永良部島以南)、インド-ポリネシア(旧世界の熱帯・亜熱帯) 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

名前の由来

名前の由来は七化けシダからで、葉形が多形であることによる。 

園内区画

圃場、熱帯低地雨林室 

「おすすめ」
登場回数

1

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葉
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撮影場所
熱帯低地雨林室
撮影日
2012.3.6
撮影者
永田翔