ノシラン

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

ノシラン 

学 名

Ophiopogon jaburan (Siebold) Lodd. 

科 名

クサスギカズラ Asparagaceae 

旧科名

ユリ LILIACEAE 

園内の花

解 説

多年草。海に近い林の下にはえ、匐枝はない。花茎は斜上し、高さ30-50cm、扁平な2稜形で狭い翼をもつ。葉は長さ30-80cmで線形、厚く、光沢がある。披針形の苞の腋に3-8花が下向きにつく。花期は7-9月。花柄の中部より上に関節がある。花被片は白色または淡紫色で広披針形、長さ約6mm。種子は倒卵形、コバルト色で長さ9-10mm。 

自然分布

本州(東海地方以西)・四国・九州・琉球・朝鮮(済州島) 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

庭によく栽培され、葉に白条のあるシロスジノシラン、黄条のあるキスジノシランなどの栽培品種がある。 

園内区画

砂礫地植物(海岸性)岩礫地(海岸性)、圃場 

「おすすめ」
登場回数

3

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花
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撮影場所
砂礫地植物(海岸性)
撮影日
2007.8.24
撮影者
佐藤絹枝