ハコネウツギ(ゲンペイウツギ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

ハコネウツギ(ゲンペイウツギ) 

学 名

Weigela coraeensis Thunb. var. coraeensis 

科 名

スイカズラ Caprifoliaceae 

園内の花

解 説

落葉低木。高さ3-5mで全体にはほとんど無毛である。枝は灰褐色で太く、若い枝は緑色である。葉はやや厚く光沢がある。ラッパ状の白色の花が1-3個ずつ咲くが、次第に赤色に変化する。種子は長さ約1.5cmで狭い翼(種翼)があり風で飛散させる効果がある。花が最初から濃い赤色のをベニハナハコネウツギ、白花のをシロバナハコネウツギという。八丈島には花冠が短く、香気の強いニオイウツギがある。 

自然分布

本州(中部太平洋側の海岸地帯) 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

観賞用として庭木や畑の生け垣。潮風に強いので防風用に植栽される。 

名前の由来

箱根ウツギの意味だが、誤認で箱根地方にはない。花の色が変化するのでゲンペイウツギの名がある。 

園内区画

山地草原(低地性)低木林(高地性)低木林(低地性)暖温帯落葉広葉樹林1暖温帯落葉広葉樹林2 

「おすすめ」
登場回数

13

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花
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撮影場所
砂礫地植物(山地性)
撮影日
2007.5.16
撮影者
佐藤絹枝