オオイタチシダ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

オオイタチシダ 

学 名

Dryopteris pacifica (Nakai) Tagawa 

科 名

オシダ Dryopteridaceae 

園内の花

解 説

常緑性。ナンカイイタチシダやヤマイタチシダに似る。ナンカイイタチシダと比較して、葉柄下部の鱗片が黒褐色?黒色であり、葉身の上部がほこ形にならず、葉質はかたく表面に光沢があり、裂片がわずかに鋸歯縁で包膜の辺縁には毛が生じることがある。またヤマイタチシダと比較して、羽軸の鱗片基部はほぼ袋状にならず、葉身の上部はややほこ形になり、小羽片の辺は内側に曲がらず、裂片には微鋸歯をもつ。染色体数はn=123の3倍体無融合生殖。 

自然分布

本州(東北地方南部以西)、四国、九州、沖縄県、朝鮮、中国 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

園内区画

岩礫地(海岸性)常緑広葉樹林シダ植物、圃場 

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撮影場所
シダ植物
撮影日
2012.3.6
撮影者
永田翔