カタクリ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

カタクリ 

学 名

Erythronium japonicum Decne. 

科 名

ユリ Liliaceae 

園内の花

解 説

高さ15cmほどの茎の先に、径4~5cmもある大輪の紅紫色の花を開く。葉は淡緑色で表面には紫色の斑紋があるが生育地によっては全くないものもある。種子にはエライオソームと呼ばれるアリが好む物質が付いており、アリによって運ばれ散布される。春を告げるスプリング・エフェラメルの1つ。 

自然分布

北海道、本州、四国、九州に分布し、山野に群生する 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

りん茎から良質のでんぷんがとれるため片栗粉の材料とされたが、現在市販されている片栗粉はじゃがいもやとうもろこしのでんぷんである。 

園内区画

暖温帯落葉広葉樹林1水生植物筑波山の植物 

「おすすめ」
登場回数

36

スタッフによる今週のおすすめで紹介された回数を表します。

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花
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撮影場所
暖温帯落葉広葉樹林1
撮影日
2007.3.20
撮影者
佐藤絹枝