タチシノブ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

タチシノブ 

学 名

Onychium japonicum (Thunb.) Kunze 

科 名

イノモトソウ Pteridaceae 

旧科名

ホウライシダ ADIANTACEAE 

園内の花

解 説

常緑性。根茎は長く這っている。葉身は卵状披針形で4回羽状深裂、小羽片の先端は尖っている。葉の長さは約40cmになる。鱗片は披針形で茶褐色、膜質。胞子嚢群は淡褐色で、小羽片の先端部を残しほぼ葉縁の全部につき、薄い偽包膜で覆われる。染色体数はn=58、2n=ca.116の4倍体。 

自然分布

本州(福島県・関東地方以西)・四国・九州・琉球・小笠原・朝鮮南部・中国・台湾・インド・インドイナ-マレーシア 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

名前の由来

地上生で直立する葉がシノブと良く似た形状をもつことから、立忍の名がある。また、常緑で冬も緑の濃いことからカンシノブの名もある。 

園内区画

岩礫地(海岸性)シダ植物、圃場 

「おすすめ」
登場回数

3

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撮影場所
シダ植物
撮影日
2009.8.7
撮影者
永田翔