ノウルシ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

ノウルシ 

学 名

Euphorbia adenochlora C.Morren et Decne. 

科 名

トウダイグサ Euphorbiaceae 

園内の花

解 説

生育地は湿地に限定され、乾燥するとなくなる。地下茎は肥厚し長く水平に伸び、二又分枝を繰り返し、その先端から毎年新芽を生じる。草丈は30cm前後で、直立茎に葉を互生し、茎頂に5枚の葉を散状につけ、その葉腋から5本の散形枝を出し、各枝は杯状花序を頂生し三又分枝、ついで二又分枝を繰り返す。花期は4-5月。葉は狭い長楕円形-披針形で、長さ5-6cm、幅6-7mm、縁に鋸歯はなく、裏面に短い軟毛をもつ。 

自然分布

北海道・本州・四国・九州 

絶滅危惧ランク

準絶滅危惧 (NT) 

日本固有

筑波山分布

名前の由来

野漆の名は、その乳液が皮膚にかぶれを起こすことからつけられたが、特にこの種類だけにはげしい刺激作用があるわけではない(イワタイゲキにも同様の作用がある)。 

園内区画

砂礫地植物(山地性) 

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撮影場所
砂礫地植物(山地性)
撮影日
2007.4.4
撮影者
佐藤絹枝