イブキ(ビャクシン, イブキビャクシン)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

イブキ(ビャクシン, イブキビャクシン) 

学 名

Juniperus chinensis L. var. chinensis 

科 名

ヒノキ Cupressaceae 

園内の花

解 説

海岸の近くに生える常緑の高木または大型の低木。高さ15~25mになる。主幹はねじれることが多い。樹皮は赤褐色で縦裂して薄くはがれる。樹冠は円錐形で先端がとがる。葉は鱗片状のものと、先のとがった針状のものが混じる。雌雄異株、まれに同株。雄花は黄褐色、雌花は淡白緑色で、ともに小枝の先につく。球果は肉質で直径7~9mmのほぼ球形。翌年の10月に黒く熟し、白粉をかぶる。花期は4月。 

自然分布

本州(岩手県以南)・四国・九州の主として太平洋側の海岸沿いに散在的 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

庭木、盆栽、器具・彫刻材、床柱 

園内区画

温帯性針葉樹林 

「おすすめ」
登場回数

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樹皮
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樹皮

撮影場所
撮影日
2012.3.15
撮影者
永田翔