ウグイスカグラ(ウグイスノキ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

ウグイスカグラ(ウグイスノキ) 

学 名

Lonicera gracilipes Miq. var. glabra Miq. 

科 名

スイカズラ Caprifoliaceae 

園内の花

解 説

野山に多い落葉低木。高さ1.5-3mで分枝が多く、普通は無毛である。若いときは紅紫色で花は春に葉がでると、同時に葉液から細い花枝を出し、1つずつ垂れ下がる。液果は長さ1cm、はじめは緑だが鮮紅色に熟し、甘味がある。 

現場の目

子供の頃「サガリンコ」と言って赤く熟した実を食べたものですが「グミ」と呼んでいる地域が多いようです。実の大きさのわりに種子が大きく、ほんのりとした甘さがあります。開花時期は4-5月頃で6月頃実をつけます。1-2月にも花を見ることがありますが結実することはないようです。(中野好基) 

自然分布

北海道(南部)・本州・四国・九州 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

庭木に用いられる。果実は食用できる。 

名前の由来

ウグイスの鳴く頃に花が咲くことから。 

園内区画

砂礫地植物(山地性)低木林(高地性)筑波山の植物 

「おすすめ」
登場回数

8

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花
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撮影場所
山地草原(高地性)
撮影日
2007.3.15
撮影者
佐藤絹枝