イヌガヤ(ヘダマ, ヘボガヤ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

イヌガヤ(ヘダマ, ヘボガヤ) 

学 名

Cephalotaxus harringtonia (Knight ex Forbes) K.Koch var. harringtonia 

科 名

イチイ Taxaceae 

旧科名

イヌガヤ CEPHALOTAXACEAE 

園内の花

解 説

高さ10mほどの常緑小高木。葉は長さ2-2.5cmの線形で柔らかく、触っても痛くない。裏面には二条の白色の気孔帯を有す。水平な枝では互生するが、直立する側枝ではねじれてらせん状につく。雌雄異株で、花は前年枝につく。雄花は葉腋に7-12個の雄しべを持った淡緑色、球形の花を、雌花は枝先の葉腋に1-2個つける。果実は卵形-楕円形で、翌年の10月に肉質の外種皮が褐紫色に熟す。 

自然分布

本州(岩手県以南)・四国・九州(屋久島まで)、朝鮮・中国(東北) 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

灯油・器具材 

名前の由来

実がカヤに似るが堅くて食べられないことからつけられた。 

園内区画

低木林(低地性)常緑広葉樹林温帯性針葉樹林 

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果実
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果実

撮影場所
低木林(低地性)
撮影日
2006.8.25
撮影者
佐藤絹枝