カキツバタ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

カキツバタ 

学 名

Iris laevigata Fisch. 

科 名

アヤメ Iridaceae 

園内の花

解 説

水湿地に群生する多年草。根茎は横にはって枝分かれする。葉は剣状広線形で先がとがり、基部は鞘となって茎をかこむ。葉身は長さ30~70cm、幅2~3cmで質はやわらかく中央は盛り上がらない。高さ30~70cmの花茎の先に青紫色か紫色の花を2~3個つける。 

研究者ノート

5月になると、田に水がはられ、田植えが始まります。写真のカキツバタや稲などは水のある景色と非常によく合い、日本の代表的な風景になっています。 しかし、水が多すぎると、植物は窒息して根腐れを起こしますが、なぜ枯れないのでしょうか?カキツバタや稲などは、根に空気を通す工夫をしています。酸素がなくならずに、根は生きていけるのです。(平山良治) 

自然分布

北海道・本州・四国・九州 

絶滅危惧ランク

準絶滅危惧 (NT) 

日本固有

筑波山分布

園内区画

水生植物、圃場 

「おすすめ」
登場回数

14

スタッフによる今週のおすすめで紹介された回数を表します。

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花
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撮影場所
水生植物
撮影日
2006.5.12
撮影者
二階堂