テイカカズラ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

テイカカズラ 

学 名

Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai var. asiaticum 

科 名

キョウチクトウ Apocynaceae 

園内の花

解 説

野山にはえる常緑籐木。付着根(気根)がある茎を長く伸ばし、他の樹石上に這いあがる。高さ数10mにもなる。革質で光沢がある葉は変異が多く、楕円形-長楕円形。集散花序につける花は白色で芳香があり、終わりに近づくと淡い黄色をおびるようになる。袋果は細長く長さ15-25cmで多少湾曲し、ぶら下がるようにつく。ふつうは2個対をなしているが、1個のものもある。種子は長さ12-14mmで、先に銀白色の長毛がある。 

自然分布

本州・四国・九州・小笠原、朝鮮 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

庭木や盆栽 

園内区画

山地草原(高地性)砂礫地植物(海岸性)常緑広葉樹林 

「おすすめ」
登場回数

16

スタッフによる今週のおすすめで紹介された回数を表します。

サムネイル表示

  • 前へ
  • 次へ
果実
  • 前へ
  • 次へ

果実

撮影場所
砂礫地植物(海岸性)
撮影日
2006.12.13
撮影者
佐藤絹枝