トチノキ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

トチノキ 

学 名

Aesculus turbinata Blume 

科 名

ムクロジ Sapindaceae 

旧科名

トチノキ HIPPOCASTANACEAE 

園内の花

解 説

渓流に沿った肥沃な土地に生える、高さ20-30mの落葉高木。樹皮は黒褐色。葉は対生し、長い葉柄を持った、5-7枚の小葉からなる掌状複葉。小葉には鋸歯がある。今年枝の先から出た、長さ20cm程の花序に白色の小さな花を多数つける。大型の果実をつけ秋に熟し、3裂し丸い種子を出す。 

現場の目

7月下旬頃からトチノキヒメヨコバイが発生し、吸汁により夏のさなかには黄葉が始まったような様相になる。(二階堂) 

自然分布

北海道・本州・四国・九州 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

果実は食用になる。種子からは栃餅が作られる。また材は、建築用材、家具材などとして重用される。公園樹としても植えられる。大型になることから、昔は臼が作られた。 

園内区画

冷温帯落葉広葉樹林水生植物温帯資源植物 東プロムナード 

「おすすめ」
登場回数

48

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花
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撮影場所
冷温帯落葉広葉樹林
撮影日
2007.5.10
撮影者
二階堂