アセビ(シシクワズ, アシビ, アセボ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

アセビ(シシクワズ, アシビ, アセボ) 

学 名

Pieris japonica (Thunb.) D.Don ex G.Don var. japonica 

科 名

ツツジ Ericaceae 

園内の花

解 説

山地や草原のやや乾燥地に生える常緑低木。よく分枝し、密に葉をつける。葉は互生し、披針形、厚く表面に光沢がある。枝先に花穂をたらし、白い壷状の花をならべて多数つける。花冠は先で浅く5裂する。秋に球形のさく果を上向きにつける。有毒植物。 

現場の目

低地の山林に多く身近な樹木ですが、毒木であるために嫌われ、庭木に用いられませんでした。ところが40数年前に庭木ブームが起きた途端、山地からアセビが採集されたために少なくなりました。それ以降アセビは庭木の仲間入りを果たしたのです。(中野好基) 

自然分布

本州(宮城県以南・関東・中部地方の太平洋側・近畿・中国地方)・四国・九州、中国大陸(中部) 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

庭木として用いられ、生垣にも利用される。 

名前の由来

牛馬が食べると中毒により酔っ払ったようになるといわれ、馬酔木と書く。 

園内区画

山地草原(高地性)山地草原(低地性)低木林(高地性)岩礫地(山地性)常緑広葉樹林温帯性針葉樹林水生植物中央広場温室周辺 

「おすすめ」
登場回数

28

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花
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撮影場所
撮影日
2006.3.9
撮影者
二階堂