カラマツ(ラクヨウショウ, フジマツ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

カラマツ(ラクヨウショウ, フジマツ) 

学 名

Larix kaempferi (Lamb.) Carrie`re 

科 名

マツ Pinaceae 

園内の花

解 説

標高1000-2800mの日当たりのよい深山に生える、高さ30mに達する落葉高木。樹皮は暗褐色で長い鱗片状にはがれる。太枝は輪生状に出て、長枝と短枝を有する。葉は線形で長さ2-4 cmでやわらかく、長枝にはらせん状、短枝には束でつく。新葉と一緒に短枝の先に雄花は下垂して、紅紫色の雌花は直立してつける。秋には美しく黄葉し、球果は熟し、それぞれ翼のある種子を2つ持つ種鱗は外側に反る。 

自然分布

本州(宮城県・新潟県以南-中部山岳地帯・石川県) 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

材をとるためによく植えられる。材は建築、合板などに利用される。 

名前の由来

新葉の形が唐絵のマツに似ていることから”カラマツ”と江戸末期頃から呼ぶようになった。 

園内区画

山地草原(高地性)岩礫地(山地性)温帯性針葉樹林 

「おすすめ」
登場回数

14

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全形

撮影場所
山地草原(高地性)
撮影日
2007.1.16
撮影者
佐藤絹枝