キソウテンガイ(奇想天外)(サバクオモト, ウェルウィッチア, ベルベッチア)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

キソウテンガイ(奇想天外)(サバクオモト, ウェルウィッチア, ベルベッチア) 

学 名

Welwitschia mirabilis Hook.f. 

科 名

ウェルウィッチア Welwitschiaceae 

園内の花

解 説

裸子植物。ごく短く径60cmほど、ときには1mを超える倒円錐形の木質塊茎をもち、頂部は2裂しその先端は盤状になる。
裂片の先端付近の裂け目から革質で帯状の葉が一枚づつ出て終生伸び続ける。
年を経ると縦に裂けるため葉がいくつも出ているような感じとなる。
雌雄異株で、花は球果状の穂状花序をつくり、葉の基部から出る雌株では30cmほど、雄株ではそれより短く分枝した花茎の先につく。
雌花の花序は緋色になり、径2cmほどの鱗片にそれぞれ黒色の種子を1個づつ含む。
非常に長生きで自生状態のものでは600年、推定2000年のものが知られている。 

自然分布

ナミブ砂漠(ナミビア-アンゴラ) 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

観賞用 

名前の由来

現存する植物、化石に類を見ない特徴を兼ね備えているため。 

園内区画

サバンナ温室 

「おすすめ」
登場回数

24

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葉
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撮影場所
サバンナ温室
撮影日
2012.3.7
撮影者
永田翔