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標本の作り方

〜海藻の押し葉標本を作ってみよう〜

海藻は、色とりどりで美しいだけでなく、形が様々で面白い上に、体の成分のほとんどが水分なので丁寧に押し葉にすれば、美しく面白い標本をつくることができます。本来、海藻の押し葉標本は、植物学や水産学などの研究のためにつくられるものですが、上手に作製された標本には美術的な側面も生まれます。最寄りの海で海藻を拾い集めて、押し葉を100枚もつくればあなたも立派な海藻押し葉コレクターです。

海藻を採集する方法には、打ち上げ藻拾い、磯採集、スノーケリング、スキューバ潜水、ドレッジなどがありますが、ここでは基本である磯採集について解説します。しかし、はじめて海藻採集に挑戦される方や泳げない方などは、まず干潮時の海岸に打ち上がる海藻を拾うところから始められることをおすすめします。
【注意!】海岸によっては、磯採集や潜水などに許可が必要な場所や禁止されている場所がありますので、あらかじめ採集予定地の自治体や漁業協同組合など関係機関に問い合わせをすることが不可欠です。また、私有地では、打ち上げ拾いであっても許可が必要になります。

海藻の押し葉標本をつくるのは簡単です。ただし、海藻がふだん海中で生活している生き物であるために、陸上植物の押し葉をつくるのとは少々やり方が異なっています。海水に触れずに採ることはできませんし、新聞紙にただはさんでも押し葉にはなりません(水分が残れば生ゴミになります)。良い標本を得るためには、海藻の特質に合わせた方法と道具をもちいる必要があります。


  • 採集編

  • 乾燥編

  • ラベル編
  • A0. 用意するもの B0. 用意するもの
    A1. 採集のスタイル B1. 台紙 C1. 吸水紙をはずす
    A2. 採集道具 B2. 採集地を記入する C2. さらし布をはがす1
    A3. 探す1 B3. 採集日を記入する C3. さらし布をはがす2
    A4. 探す2 B4. 仕分ける C4. 回収する
    A5. 触る B5. 砂や石を除く C5. 台紙にはりつける
    A6. 基部からはがす1 B6. 台紙の上にひろげる C6. ラベル用紙をつくる
    A7. 基部からはがす2 B7. 水からひきあげる C7. ラベルに記入する
    A8. ビニール袋に入れる B8. 吸水紙の上にのせる C8. ラベルを貼る
    A9. バケツに入れる B9. さらし布をかける1 C9. 標本の保管1
      B10. さらし布をかける2 C10. 標本の保管2
      B11. さらし布の上に吸水紙をのせる  
      B12. 吸水紙の上に段ボール板をのせる  
      B13. 重ねる  
      B14. 繰り返し重ねる  
      B15. 扇風機の前に置く  
      B16. 板をのせる  
      B17. おもしをのせる  
      B18. 乾燥開始  
      B19. 段ボール板の断面に用心