筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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2月22日(水) 春のたより
登録室のuです。

土日祝日は、植物園ボランティアの方々が、お客様の質問にお答えしたり、園案内を行っています。

今週末の記録には、
・フクジュカイがたくさん、お客様に喜ばれました
・セツブンソウ少し、紅梅が一輪咲きました
・ヘレボルス(クリスマスローズ)もうじき咲きそう
・ゴマギの芽鱗裂開
など、うれしい春の知らせがたくさん書かれていました!
今日はさらに日差しが暖かく、よく開いたフクジュカイにハナアブがさかんに来ていました。
花には蜜がなく、温度を高めることで虫を呼び寄せているそうです。
なるほど、ひなたぼっこにはもってこいですねー。
暖かいを通り越してちょっと暑そうにも見えるまばゆさです。

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2月20日(月) 水生植物温室探訪記vol.1

こんにちは。事務の松本です。

最近、まさに目ウロコ、一気に植物たちの物語が見える!
そんな体験をいたしました。
恥ずかしながら、水生植物温室は
1番小さい温室で、食虫植物があるくらいの認識だったのですが...
(先生方、ごめんなさい!)
園内で偶然会った
水生植物温室担当の田中先生に、植物の解説をしてもらったところ、今まで目に入っていなかった植物が急に見えてきました。
いくつか紹介したいと思います!
こちらは、「ミズオジギソウ」といいます。ゆらすとをみるみる葉っぱが閉じていきます。
白いところが見えるでしょうか?こちらは、ふわふわでワタのような感触なんです!
このふわふわ部分が水に浮くための秘訣です。水に浮かべて育てるとふわふわが発達し、水上で育てると普通の茎になるそう。そして、タイなど東南アジアでは食用だそうです。ほー!「食用」と聞くとつい、心おどる松本でした。ではまた。

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2月10日(金) 巣箱プロジェクト始動!

こんにちは。事務の松本です。

植物園のすぐ隣に大きな建物ができあがり、引っ越し作業が続くこのごろです。
この敷地には、国立科学博物館の研究部門がすべて入ることになります。
動物、地学、理工学、人類学、植物学
さまざまな分野の研究者が集結!

その1部門、鳥類を研究される先生により、
植物園内の鳥の調査が始まりました。
シジュウカラの繁殖形態を調べています。
園内各地に設置された巣箱、調査中ですので、そっと見守って下さいね。
今日は、お手製巣箱を園内にセットに出かけた先生から
おみやげのお写真をいただきました。
「ハヤニエ」です!
モズは、捕まえた獲物を木の枝にさしたり、木股にはさんだりする習性があり、「モズの早贄(ハヤニエ)」として知られています。
先生曰く、砂礫地で見かけるお方のものかな?とのこと。

園内にはいるんですね、いろいろな生き物が・・・!
植物以外の専門の先生が歩くとまた新しい話が生まれますね!
植物園の使い方は無限大です♪

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2月7日(火) 植物画コンクール入選作品展始まる
登録室のuです。

本日2/7(火)より
第28回植物画コンクール入選作品展を開催しています。
応募総数3,424点の中から選ばれた106点の優秀作品が並びます。
きめ細やかな表現に毎回感嘆していますが、今回はそれに加え、
発色のあざやかな作品が多いように感じました。
1枚1枚、じっくり味わってごらんください。
会期は2/26(日)まで(2/13・2/20休園)です。

このあと、国立科学博物館で4/24〜5/20 全作品
附属自然教育園で5/25〜6/24 大臣賞、館長賞、園長賞の9点
を展示予定です。

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