筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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9月26日(水) ショクダイオオコンニャク近況報告
こんにちは。事務の松本です。
5月末に開花した、ショクダイオオコンニャクですが・・・
現在、また「コンニャクイモ」に栄養をため込むべく
すくすくと葉を成長させております。

花芽か、葉芽かは、ある時まではわかりません。
花芽だとわかった日と本日の写真を並べてみると
なるほど、納得!

生命を支える多様性区の「コンニャク」も花が咲いてから
大きな葉っぱをつけています。
ということは、この葉はどんな大きさになるのでしょうか・・・
意外と小さいのか、それとも・・・

コンニャク日記―葉っぱ編はブログで時折ご紹介しますね。

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9月23日(日) 巣箱プロジェクト近況報告
こんにちは。事務の松本です。

園内に設置されている、巣箱にお気づきでしょうか?
植物園にすむ生物のネットワークをシジュウカラの営巣を通して
明らかにするために、鳥類の研究者が植物園内に巣箱を設置して
現在調査中です。
観察・記録を続ける中、
巣箱を住み家としたガ(幼虫が蘚類や鳥のフケを食べる)や
それに寄生するハチについても、わかってきました。

そして、シジュウカラの行動生態についても、興味深い研究ネタが
生まれたんです、と鳥類の濱尾先生。
植物園内で起きる「新発見」は植物だけではないのです!
楽しみですね!

たびたび、ブログでご紹介してきましたが
植物園の中では、日夜
さまざまな生き物が関わり合って暮らしています。
ただいま開催中の「植物vs昆虫展」も
そのことを垣間見る、発見の多い展示です!
本日23日(日)までなので、お見逃しなく☆

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9月23日(日) 植物vs昆虫展
事務のIです。

9月15日(土)から「植物vs昆虫展」が始まりました。

園内でみられる蛾や蝶の幼虫の顔をじっくり観察してみると,意外にキュートな顔立ち。

大好評!奥山研究員の「展示案内&おさんぽトーク」は土日14:00からです。
予約不要ですので,当日研修展示館前にお集まりください。

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9月22日(土) ドングリを落としているのはなに?
育成管理室の二階堂です。

この時期、コナラの下を歩くと枝葉のついたドングリが地面に落ちています。風が折ったように見えますが、良く見ると切られた雰囲気があります。

そう、実は「チョッキリ」と呼ばれるゾウムシの一種が、ドングリに卵を産んでから切り落としたのです。卵から孵った幼虫はドングリを食べて大きくなり、10月頃に抜け出して地面へ潜り蛹になります。

なので、落ちているドングリを容器に入れておくと、その内にコロンとした幼虫が出てきます。興味のある方、ぜひお試しあれ。

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9月5日(水) パンパスグラス、復活中
登録室のuです。

7月7日のブログ「パンパスグラスを若返らせよう!」その後です。植栽して26年。最近調子がよくないため、株を大幅に刈り込みました。

あれから約2か月。新しい葉が伸び、雄株にはススキに似た花の穂が上がっています。
穂にふれてみると、細かい花粉が飛び出しました!花が咲いてる!
刈り込まれた時の写真と比べると、徐々に復活をとげている模様。
雄株のうしろには雌株があり、同様に葉を茂らせています。
こちらはまだ花の穂をつけていませんが、真っ白な穂が出てくるはずです。
雄の穂は茶色がかっているので、両方そろったら比べてみるのも一興ではないでしょうか。

変化朝顔の展示会場(研修展示館)へ向かう途中にあります。
回復中のパンパスグラスにも目を向けていただけたらうれしいです。

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