筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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7月27日(金) 夏休み植物園フェスタ、開催中!!(〜8/5(日)まで)
連日暑い日々が続いていますが、
7月24日(火)より「夏休み植物園フェスタ」を開催しています。
今回、イベントの紹介をさせていただきます!

教育棟で毎日(※30日は休園)行われているのはクラフト体験とぬり絵です。
「葉脈しおりをつくろう」は27日(金)までとなっています。

7/28(土)から8/1(水)までは「葉っぱでかざぐるま」、
8/2(木)から8/5(日)は「どんぐりクラフト」となっています。
*予約は不要ですが、時間や定員が決まっているため、
詳細は夏休み植物園フェスタホームページにてご確認ください。


昨年好評だった巨大植物ぬり絵コーナーに加え、
スタンプラリー「フルーツパフェラリー」やクイズラリー「たべられる植物たち」は毎日開催中!
植物紙芝居など園内スペシャル案内や、
多目的温室では会期中毎日13時から、食虫植物のサラセニアをカットし中身を観察してもらうイベントもあります!

他にも、体験が楽しい「さわろう植物コーナー」、夏らしさを感じられる「亜熱帯の植物」や「熱帯のくだもの」、
多目的温室にはいろいろな展示がされているので要チェックです。

もう少し足をのばして、研修展示館にも寄ってみてください。
1階入口を入ると、カブトムシを展示しているのでじっくり観察してみましょう。

参加すると「オリジナル植物カード」をもらえるイベントもあります!
全部で5種類。いろんなイベントに参加して集めてみましょう!
(どのイベントでもらえるか、などはフェスタホームページでご確認ください)

30日(月)は休園日ですが、いつお越しいだたいても、子どもはもちろん
大人でも楽しめるイベントを開催していますので、ぜひご来園ください!

ただ、園内も大変暑くなっております。
熱中症対策はしっかりしていただくよう、お願いいたします!

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7月5日(木) 付属体の中身
コンニャクは全体的にますます萎んでいきます。
寂しさを感じますね。

さて、今回、付属体を切り開いて中身が見える状態に!

付属体の内部はたくさんの細い繊維でできていてヘチマのたわしのような感じです。

中身がなくスカスカなのは不思議な感じがしましたが、付属体の機能を考えれば、なるほど納得です。

付属体には臭いを遠くまで拡散させて花粉を運んでもらう虫を集める役わりがあります。
そのため花の付け根で熱を作って、付属体全体を38℃くらいまであたためて、付属体表面についているにおいの元となる物質を空気中に拡散させる仕組みになっているのです。

この機能を発揮するには、付属体の内部は水分の多い細胞がびっしり詰まっているのではなく、スポンジ状の方があたたまった空気を効率良く上昇させることができるのだそうです。[naga]

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7月2日(月) 次のサイクルへ
付属体はくったりと地面に倒れ、仏炎苞もくしゃりと萎んでいます。
花の命は短く、しだいに枯れていく姿は侘しいものです。
けれど、花が倒れてから、およそ3ヶ月後には新しい葉が出てくる予定です。
大きな花を咲かせたショクダイオオコンニャク、じつは葉も大きく、4メートルを超える大きさとなり、たいへん見ものです。
花が終わり、次の葉のサイクルにつながっていくことに、自然の営みの豊かさを感じます。

花が枯れゆくショクダイオオコンニャクとは対照的に、隣のゾウコンコンニャクの葉はますます大きく伸びています。[naga]

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