リコリス・アフリカナ

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

リコリス・アフリカナ 

学 名

Lycoris africana (Lam.) M.Roem. 

科 名

ヒガンバナ科 Amaryllidaceae 

園内の花

研究者ノート

10月頃、何もない地面から突拍子もなく花が現われたかと思うと、すぐに地上から消えてしまい、入れ替わりに葉が出てきます。
夏前にその葉は枯れて、地上から姿を消すのです。けれども地下にはタマネギのような鱗茎が埋もれていて、栄養や水を貯えています。
私たちがDNAの塩基配列を調べて、ヒガンバナ属の進化の道筋を明らかにしたところ、この仲間の起源は、西アジアから地中海沿岸の乾燥地だった可能性が高いのです。
どうやら、ヒガンバナ属が鱗茎を作って夏に休むライフサイクルは、夏の乾きがきびしい地中海性気候に適応した先祖の性質を、湿潤な地に分布を拡げた今もそのまま残したもののようです。
「春植物」と呼ばれるカタクリなども、夏に地上部が消える点でよく似ていますが、これは夏に暗くなってしまう落葉広葉樹林の林床に適応した進化で、ヒガンバナ属とは異なった原因で成立したのだと思います。(遊川知久) 

自然分布

ミャンマーから中国南部、インドシナにかけて分布する 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

園内区画

温帯資源植物 西 

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