ヒメシャラ(コナツツバキ)

植物図鑑

図鑑の見方

植物名

ヒメシャラ(コナツツバキ) 

学 名

Stewartia monadelpha Siebold et Zucc. 

科 名

ツバキ Theaceae 

園内の花

解 説

ナツツバキに似たブナ林に生える落葉高木。直径2-4cm程の白い花をつけることや花枝が1cm以下と短いこと、葉裏の脈上だけに毛があることでナツツバキと区別する。ツバキ属とは種子がレンズ状で縁に狭い翼があることで区別する。幹は滑らかで光沢があり、黄色味を帯びた赤褐色。 

自然分布

本州(神奈川県箱根山以西)・四国・九州(屋久島まで)に分布する。中国地方には分布しない 

絶滅危惧ランク

 

日本固有

筑波山分布

利 用

材を櫛や彫刻に用いる。樹皮はなめらかで美しいのでそのまま柱に用いたりもする。 

名前の由来

ナツツバキ(シャラ)に似ていて、枝・葉が細かいことに由来。 

園内区画

常緑広葉樹林暖温帯落葉広葉樹林1中央広場 

「おすすめ」
登場回数

16

スタッフによる今週のおすすめで紹介された回数を表します。

サムネイル表示

  • 前へ
  • 次へ
葉
  • 前へ
  • 次へ

撮影場所
暖温帯落葉広葉樹林1
撮影日
2007.6.21
撮影者
二階堂