筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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6月22日(金) 巣箱で育つシジュウカラ
こんにちは。事務の松本です。
今日は、シジュウカラのヒナの足に印をつけに行くという鳥の先生に同行し雛のいる巣箱見学に行ってきました。
いつも先生からおみやげ写真をみせていただいていましたが、今日は初のご対面です。
まだ目もあかない雛たちの箱あり、今にも飛び立ちそうな大きさのシジュウカラが巣箱にぎゅうぎゅうに住んでいる箱もあり。
同じ園内にいながら、今まで出会うことのなかった世界に驚くばかりです。

こちらは生まれて9日目。雛の足下にご注目下さい。
文字がかいてある金属がみえるでしょうか。
これが足環で、"KANKYOSHO TOKYO JAPAN"という文字と番号が刻印されています。
足環がついている鳥は、番号と、足環をつけた年月日・場所、鳥の種名・性別・年令、足環をつけた人などが記録されています。この情報は山階鳥類研究所にある標識センターに集められ、国内外の鳥の移動を調査することができるそうです。

無事に大きくなるといいな☆

以上、シジュウカラニュースでした!

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6月21日(木) 「科学のための植物標本図を描く」講座のご案内
事務のIです。

「科学のための植物標本図を描く」講座を開催いたします。
標本画の第1人者が技法の継承を目的としておこなう講座で,植物標本から線画を作成する技術の基礎を習得します。
第1回は9月2日 全部で5回の講座です。全て参加可能な方が対象です。ご興味のある方はぜひ往復はがきでご応募ください。


2012植物園とことんセミナー
「科学のための植物標本図を描く」
全5回(9/2・10/8・11/4・12/9・1/13)

講師 植物標本画家/中島睦子
時間 10時30分〜15時00分
会場 筑波実験植物園
定員 10名(※全回参加可能な方)
対象 中学生以上(45歳までの方)
備考 申込多数の場合にはスケッチ提出による審査があります。
締切日 6月30日 必着
申込方法 往復はがき

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6月18日(月) バックヤードで
登録室のuです。

写真の小さな植物、何かわかるでしょうか。
温室スタッフKさんが播種したサボテン(ドラゴンフルーツ)が芽を出したところです。
左右に小さく見えるのは、これから開こうとしている芽です。黒い小さなたねをいただいています。

サボテンも最初は双葉!
当然といえば当然のことなのですが、サボテンのイメージと結びつかず、新鮮な驚きでした。

双葉の上には小さいながらもれっきとしたサボテンの姿。
まだやわやわしていますが、ちゃんとトゲもついています。かわいい!
このサボテン、今はバックヤードにありますが、展示温室にも出そうと計画中とのこと。
みなさんのお目にかかる日も近いかもしれません。

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6月17日(日) ガマ、ヒメガマ、コガマ
育成管理室の二階堂です。

水生植物区にて、ガマ3種を入れるべく木杭で囲いをつくりました。水の中で200本の杭を打つのは結構しんどかったです。植栽はもうしばらく後になりますが、3種類の穂がならんだら面白そうだなと、ちょっとワクワクです。

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6月16日(土) 昆虫を探してみよう
奥山です。本日はとっておきの見所を紹介します。

暖温帯落葉広葉樹林区には、幹の途中で切られたクヌギの樹が何本かあります。実はこれ、樹を取り除いてしまうためではなくて、切り株から芽生えたひこばえにやって来る昆虫を観察できるようにしたものなのです。
私たちの思惑通り、今では枝という枝に虫たちがたくさん住み着いています。
まず目にとまるのは、びっしりと枝についたアブラムシの仲間、それを食べにきたナミテントウ、アブラムシを守るアリ。葉にはヒメクロオトシブミらしきオトシブミの仲間のゆりかごもたくさんついています。葉を食べるナナフシの幼虫も隠れていますし、要注意!ドクガの幼虫(毛虫)も隠れています。

これから虫たちの季節がはじまります。植物園で昆虫観察も楽しいですよ!

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6月15日(金) 大きく育て!
育成管理室の二階堂です。

水生植物温室のティフォノドルム・リンドレイアヌム(サトイモ科)、巨大な体の割に根鉢が小さいようです。

そこでもっと根を張れるようにと池の中に鉢をつくってみました。これから土入れです。元気に育ちますように!

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6月12日(火) 潜入!シジュウカラハウス
こんにちは。事務の松本です。

先日、園内巣箱プロジェクト「巣立ち」について書きましたが
そのあと、第2の繁殖がすすんでいます。
鳥の先生から調査のおみやげ写真が届きました!
現在、巣箱内部のビデオ撮影を試みているそうで
映像から切り出した写真です。

自然な様子をそっと撮影、さすが先生です☆
巣箱でくらすシジュウカラの姿を初めて見ました。

現在、巣箱は3つが利用されており、抱卵から育雛期を迎えているそうです。
そのうち少なくとも1つは、植物園内の巣箱で1度雛を巣立たせたペアが第2繁殖に使っているようです。
「記録を見返してみると、巣立ち後1週間ほどでメスは巣作り・産卵に入っています。巣立ち雛の世話は、どうももっぱらオスがうけおっているようです。」と先生。
(・・・育メンですね!)

これからもヒナたちの成長が楽しみです。

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6月10日(日) 手話で楽しむ園案内[予約受付中]
こんにちは。事務の松本です。

今日は、みなさまに
来週6月16日(土)に開催の「手話で楽しむ植物園」の参加のお誘いをしたいと思います。
これは手話の同時通訳付き、植物園ガイドツアー。つくばバリアフリー協会様にご協力いただいています。
過去にも、手話による園案内イベントを開催してきましたが、今回は1時間半の拡大版☆

さらに、『地衣類』にスポットをあて、いつもと違った視点で植物園を散策します。
視界には入っているのに、気がつかずに通り過ぎてしまっている方が多いのではないでしょうか?
地衣類−彼らに近づいてルーペで観てみると・・・
そこはおどろきのビューティフルワールド!

手話になじみのある方もない方も大歓迎♪ワンダフルな時間をお約束します。
お申込は、教育棟窓口、お電話029-851-5159、FAX 029-853-8998
で受付しています。

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6月1日(金) 巣立ち
巣立ち

こんにちは。事務の松本です。
ショクダイオオコンニャクの話題で持ちきりで、報告が遅くなってしまいましたが
園内巣箱プロジェクト第1弾のヒナたちが、巣立っていきました。(5/16)

こちら鳥の研究者の先生からおみやげ写真です。まもなく巣立つシジュウカラ。
あっというまに成長しましたね!
園内は、巣立ったシジュウカラや、(巣箱を利用しませんが)エナガの雛で、賑やかだそう。
一方、巣立った後の第2繁殖か、卵・雛を捕食された親の再営巣か、
新たな巣箱入居・産卵も始まっています。

巣箱プロジェクト第2弾のため
ただいま先生は準備中です。
また報告します☆

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