筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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8月21日(金) *水草展は今週末まで*
こんにちは、事務のIです。

8月8日(土)から始まった水草展も、いよいよ今週末8月23日(日)までとなりました。

まだご覧になっていない方はぜひお待ちしております。
もちろん、2回目、3回目という方もぜひ!

水草展ホームページ水草展ブログも覘いてみてください。
より一層展示をお楽しみいただけると思います♪

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8月19日(水) 海草「ウミヒルモ」開花
こんにちは、事務のIです。

海草「ウミヒルモ」が、人工栽培下で雄花、雌花ともに開花し、結実しました。

水草博士の田中先生によると、
ウミヒルモは海草の一種で、日本の植物園での開花は、2年前に当園で雌花の開花が報告されたのみで、種子が実ったことはなかったそうです。
今回、栽培を続けていたウミヒルモが、雌花と雄花を開花させ、果実が膨らみはじめていることが確認されました。
水槽栽培下で種子が実り、発芽・育成が可能となれば、海草の生息域外保全における画期的な進展となるとのこと。

雄花は透明な花びらが水にゆれています。雌花は糸のような長細いめしべが漂っています。
一つの水槽の中で「雄花・雌花・果実」がみられるのは日本の植物園で初めてです。

ただ、残念ながら雄花は1-2日で閉じてしまうようです。
本日開花したので、明日には閉じている可能性もありますが、雌花と果実はみられます。
ぜひこの機会にご覧ください。

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8月17日(月) 植物園の森に棲む昆虫:クロカナブン
こんにちは。研究員の奥山です。

夏休みも後半に差しかかり、夏の昆虫たちのシーズンも最盛期をやや過ぎたところでしょうか。でも筑波実験植物園ではまだまだ面白い昆虫たちに出会えます。

温帯性落葉広葉樹林区のクヌギからしみ出る「樹液酒場」で今回出会った写真の昆虫、ご存知でしょうか?

カナブンに良く似ていますが色が真っ黒のこの虫の名前はクロカナブン。どこにでもいるカナブンと比べて、なかなか出会えない昆虫です。
黒緑色の金属光沢は、黒光りする武将の兜なんかを連想させる素敵な昆虫ですね。

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8月7日(金) 水草展
こんにちは、事務のIです。

今週末8月8日(土)から「水草展〜海に生きる水草〜」が始まります。
涼しげに水に漂う水草を眺めながら、わずかな時間でも暑さを忘れていただけたらと思います。
今回も、小さいお子さまから大人の方まで楽しんでいただけるイベントをたくさんご用意しています。
スタッフが熱い想いを綴る水草展ブログもお見逃しなく。

ぜひ植物園に涼を求めてお越しください。

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8月5日(水) バヌアツ共和国「固有のラン」が開花
こんにちは、事務のIです。

本日8月5日水曜日、バヌアツ共和国固有のラン、“ブルボフィルム・ネオブディクム”が開花しました。
1995年に新種として記載されたマメヅタランの仲間で、バヌアツ共和国にのみ自生する植物です。

日本では筑波実験植物園以外にはコレクションがなく、一般の方がこの花を見る機会はほとんどないそうです。
花の大きさはなんと約1.5cm、とても小さいですが、紫と白のストライプ、はかなげに咲く可憐なランです。
咲いてから2-3日で花が終わってしまう上、とてもデリケートな植物なので、花が閉じてしまう可能性もあります。
その際にはご了承くださいませ。

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