筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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6月29日(金) 開花3日目
今日はすでに仏炎苞はかなり閉じてしまっています。

来園者の方から、もうひらかないのですか?とよく聞かれますが、
仏炎苞が綺麗にひらくのは開花した日の夜のみで、翌朝から閉じはじめそれ以降はほとんどひらきません。
とはいえ、このような姿を見られるのもおそらく今日までで、明日以降は付属体が倒れてしまうと予想されます。

そのため見ごろは今日までとなります。
ショクダイオオコンニャクは熱帯雨林温室で引き続き展示しますが、
明日の土曜日以降(6/30以降)は通常通り、開園時間は9時〜16時半となりますのでご注意ください。

7月1日(月)は通常どおり、休園日となりますのでこちらもご注意ください。

この姿もしばらく見納めかと思うと、コンニャクのそばから離れがたく感じます。[naga]

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6月29日(金) 付属体、倒れました
夕方5時ごろ、付属体が倒れてしまいました。
今日までなんとか持ってくれると思っていたのですが、残念です。
花を見にご来園くださった方には申し訳ありません。

花芽だとわかってから怒涛の20日間でした。
夏本番前なのに、もう夏が終わったような気分になってしまいましたが、
今年も見事な「花」を見せてくれたショクダイオオコンニャクに感謝です!

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6月28日(木) 開花2日目
仏炎苞はだいぶ閉じてしまいました。
開花前のように綺麗な形ですが、咲き終えて役目を果たした威厳が感じられます。
ニオイは、残り香もほとんど漂っていないように思えました。

隣のゾウコンニャクの葉は二日前よりも一段と成長し、若々しいです。[naga]

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6月27日(水) 開花1日目
朝来てみると、やはり仏炎苞が閉じ始めていました。
ニオイはほんの少しだけ、温室内のところどころで残っているように感じます。
ショクダイオオコンニャクを展示している熱帯雨林温室前には、葉挿しによる増殖中のコンニャクなども展示しています。
開園延長や葉挿しなどの特別展示は29日までです!

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6月26日(火) ショクダイオオコンニャク 咲きました!
夕方17時ごろには仏炎苞がかなり開き、徐々にニオイもではじめました。
18時半の時点では、高さ240cm、直径106cm、前回とほぼ同じくらいのサイズでした。
前回は、夕方はさほどニオイは出ていませんでしたが、今年はこの時間にはかなり強烈なニオイが充満していました。
付属体から湯気が出始めたのは20時ごろ。
その後、23時ごろに計測したところ、仏炎苞の直径は117cmまで開いていました。
これまでと比べると、今年は仏炎苞がいちばん綺麗に開いたように感じました。

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6月26日(火) ショクダイオオコンニャク、刻々と開く!
6/26(火)16時、本日三度目のスタッフブログです。
刻々と開いていく様子に、まさに生きていると感動します!
仏炎苞が大きく開いて、内側の赤紫色が艶やかです。
朝と比べて、付属体の色味が変わってきたような気が…白く粉を吹いたように見えます。
夜に開花する姿が待ち遠しいですね。[naga]

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6月26日(火) ショクダイオオコンニャク、開き始めました!!
6/26(火)13時、本日二度目のスタッフブログです。
コンニャク開花は明日か明後日かと、今年の天候の不安定さに開花の予測をしにくい状況でしたが、まさか今日中に仏炎苞が開き始めるとは!
喜びと驚きで、スタッフ一同みな賑わっています。[naga]

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6月26日(火) ショクダイオオコンニャク、開花待ち望む!
今日の地上部の高さは 237cmです。昨日から8cmの成長です。
開花まで、どこまで伸びるのでしょうか。楽しみです!
付属体の一部が少し割れてきました。

ショクダイオオコンニャクばかりに目を奪われてしまいますが、隣のゾウコンニャクの葉もスクスク成長しています。
どうぞご覧くださいね![naga]

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6月25日(月) ショクダイオオコンニャク、開花間近!!
今日の地上部の高さは 229cm! 昨日から7cmの成長です。
仏炎苞のひだの色味も濃くなってきました。
目の前に立ってみると、ものすごく存在感があります。[naga]

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6月24日(日) 本日のショクダイオオコンニャク 〜鞘がハラリと・・・
本日のショクダイオオコンニャク、計測したところ地上部から222センチ(ゾロ目!)でした。
昨日からは6センチの成長です。ゆるやかな伸び具合です。
一昨日に比べて、心なしかお腹まわりがふっくらしてきたような・・・!

これだけ大きくなると、計測も3人体制と大がかりなものとなっています。
みんなで眺めているうちに、残っていた鞘状葉がハラリとはがれてドキっとしたと同時に思わず歓声があがりました!
まだ完全にははがれていませんが、仏炎苞(ひだひだの部分)が重なっている、
赤く色づいた部分がお目見えになりました。

ところで・・・ショクダイオオコンニャクの地上部の高さは温室スタッフが日々計測し、
コンニャクの足元にある小さなホワイトボードに、皆さまにもお伝えするべくその日の高さを記入しています。
今朝様子を見に行ったところ、昨日の分のホワイトボードに、ご見学されたお客様からと思われる
メッセージが残されているではありませんか・・・!
「ガンバレ〜」「半端ねえ」「きれいな花が咲きますように」などなど・・・
励ましやお褒め?のお言葉、どうもありがとうございます!!
ご覧いただいた際には、ぜひ優しくお声がけいただけるとコンニャクも喜ぶと思います!


■■■お知らせ■■■
こちらスタッフブログ含め、筑波実験植物園のホームページは設備点検のため、
本日6/24(日)18時頃〜6/25(月)15時頃まで閲覧いただけませんので、ご了承ください。

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6月23日(土) ショクダイオオコンニャク、さらに大きく!!
今日の地上部の高さは216cmです! 昨日から5cmの成長です。
外側の鞘状葉が一枚はがれました。
まだまだ伸びるか? 目が離せません!

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6月22日(金) ショクダイオオコンニャク、ついに2m超えました!!
今日の地上部の高さは 211cmです! 昨日から13cmの成長です。
ついに2m超えました! 
仏炎苞が開いてきている…ような。開花が待ち遠しいですね。[naga]

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6月21日(木) ショクダイオオコンニャク、あと少しで2mに!!
今日の地上部の高さは 198cmです! 昨日から14cmの成長です。
成長の幅が大きくなってきました。明日も楽しみです。
仏炎苞のひだがフリルのように波打って、開く姿を想像させて期待感を抱かせます。[naga]

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6月20日(水) 注目! ショクダイオオコンニャク
今日の地上部の高さは 184cmです。昨日から 9cmの成長です。
また成長の速度が 10cm前後に落ち着いてきました。
今後の変化はどうなるのでしょうか。ますます目がはなせません。[naga]

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6月19日(火) ショクダイオオコンニャク、すくすく成長
今日の地上部の高さは 175cmです。昨日から 15cmの成長です。
日によって伸び方が異なるのは、気候の影響でしょうか。
付属体の色味はますます濃くなり、紫がかった黒色は格を感じさせます。[naga]
ショクダイオオコンニャク

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6月18日(月) ショクダイオオコンニャク、続報!
こんにちは、事務のMです。
先月、ショクダイオオコンニャクのイモの植え替えをおこなった話を投稿しました。
その続報です。

植え替え後、順調に芽が出て、日々雨後のタケノコのようにすくすく成長する姿を見つめながら、
葉か花かの話題で盛り上がりつつも、
大方「今年は葉じゃないかなあ・・・・」という予想でした。

一昨年もそうだったことを考えると・・・
コンニャク様は予想を覆すことがお好きなのか・・・

なんと、今回もまた開花しそうなのです!!

順調に花芽は伸びていて、 16日(土)は131cm、17日(日)は141cm、
今日(18日)は160cmとなっています!


2012から2年に1回のペースで咲いており、これで無事開花するとなると4回目となります。
この間隔で、花芽と分かるとなんだかもう当たり前のように開花をしているようですが、
同じ株が何度も咲くことは世界的にみても稀だそうです。
管理するスタッフたちはこれからがさらにまた大変です。
ナメクジや病害虫などにやられないか、腐らせないよう水の管理はもちろん、
最新の注意を払って観察、管理を続け、開花まで気が抜けない日々を送ります。

開花予定は6月第5週あたりですが、まだハッキリしません。
今月も暑かったり肌寒かったりするので、気温に左右されることも予想されます。


コンニャクの最新情報はこちらのブログで日々更新していきます。
これまでの記録は「コンニャク日記」に掲載しています。
ぜひご覧いただきつつ、無事開花することをお祈りください!!

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6月13日(水) バックヤード裏話〜あれこれ工夫、水草管理
こんにちは、事務のMです。
今回は、植物園の裏側、バックヤードでひそかに盛り上がっていたお話をさせていただきます。
先日、植物の育成担当の渡邊さんより、
水草が開花したけどそれ自体とても珍しいことだという情報をもらって、
バックヤードに見に行かせていただきました。

その水草の名はトチカガミ科のオテリア・メセンテリウム(Ottelia mesenterium)。
インドネシアの島にある、とある湖にしか生息していないものなんだとか。
花の開花も1日花のようで、その日も午後に開ききるかと思いきや
しぼんできてしまったとのこと。

見てみると、白いふわっとした感じの大きめの3枚の花弁を持つ花が
水面に浮いています!でも確かに少ししぼんでしまってきているような・・・

花も可憐ですが、目を引いたのはその形状です。
水槽の中では、放射線状に広がる、波打ったようなクリンクリンの面白い形の
葉の中心からまっすぐ茎が伸びており、水面上でぐるぐるとコードのように丸まって、
その先に花がついています。(うまく言えないので画像をご覧ください。。)

ちなみに咲いていたのは雌花だそうです(雌株と雄株が別で、これは雌株)。

このオテリア・メセンテリウムは、葉の形が面白いので、アクアリウムに
使用する水草として人気なのだそうですが、元々特殊な環境で生育しているため、
栽培自体大変難しく、数々のアクアリストたちが挑戦したものの、
なかなか上手く育たなかったということです。
水草専門の田中研究主幹いわく、花が咲くのは極めて稀なことで、
雌花にいたっては国内で初めてのことではないかとのことです。

渡邊さんにお話を聞いたところ、まず自生地の情報から、
その環境に近づけるように砂(4種類!を使ったとのこと)などを工夫して水槽を準備したそうです。
管理していく上でも、調子が悪くなりそうになっては水を入れ替えたり、
ミネラルを入れたりして元の状態に戻しつつ、今回の開花に至ったそうです。
相当気を遣って管理していたことでしょう。。

今回、開花期間がとても短いこともあり、
みなさまにはお披露目できなかったのは残念ですが、
皆さまの目にふれているものはもちろん、今回のように開花しても表に出せない植物もあり、
それらは裏方であるスタッフの細やかな管理によって
支えられていることをぜひ知っていただきたいと思いました。

園内を散策され、植物をご覧いただく際には、
バックヤードの様子も少し想像していただけると嬉しいです!

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6月1日(金) コレクション特別公開「クレマチス園公開」、6/3(日)までです
こんにちは、事務のMです。
4月28日(土)から始まったクレマチス園公開ですが、
あっという間に最終日の6月3日(日)を迎えようとしています。

クレマチス園では早咲き・中咲き・遅咲きのクレマチスが
この期間中、バトンを渡していくような形で、それぞれの時期にいろいろな花が見られます。

今年は3月くらいから暖かく、園内でもいつもより早く花が咲き出しましたが、
クレマチスも同じく前倒しに花が咲き始めました。

そして例年ですと、クレマチス園公開が終わるあたりから、しばらく遅咲きの見ごろが続くのですが
今年はちょうど今、遅咲きの花が見事に咲き誇っています!
ふりかえると「クレマチス園公開」としてはちょうどいい感じだった、と言えそうです。

昨年も痛感しましたが、クレマチス園の雰囲気を写真でうまくお伝えすることが難しいです。。
色とりどりのクレマチスが咲き誇る様子、ぜひ実際にご覧いただきたいなあと思います。
(ただクレマチス園内は日当たりがとても良好なため(休憩用のテントはあります)、
熱中症対策などをお願いいたします。)

なお、「クレマチス園公開」期間は3日までとなっていますが、
見ごろを迎えている遅咲きのクレマチスは、10日頃までは大がかりな剪定をしないためご覧いただけます。
10日までにご来園いただいた際には、クレマチス園にもぜひお立ち寄りください♪


★イベント情報「クレマチス園ガイドツアー」★
・最終日(6月3日)11時から11時45分まで
・予約不要です。直接クレマチス園にお越しください。

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