筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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8月30日(月) ジャックフルーツの種子から芽が出ました
屋外栽培班の二階堂です。

上野本館の特別展「植物 地球を支える仲間たち」でジャックフルーツを展示していますが、その中の種子を圃場で播種担当Tさんが蒔いたところ芽が出てすくすく育っています!当園の栽培に関わるみなさんは種が手に入ればとにかく蒔き、枝が手に入ればとにかく挿します。ちなみに私はスーパーで購入したアボカドの中にあった種子を自宅で栽培しています。

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8月28日(土) ショクダイオオコンニャクの植替えです!
屋外栽培班の二階堂です。

熱帯雨林植物温室の巨大鉢にて栽培しているショクダイオオコンニャクの植替えをおこないました。

毎回結構なハードワークなので昨日から気合を入れていたところ、植替え作業する夢を朝方に見てしまいました、よって本日2回目の植替え作業です、と言う話を皆にしましたら、結構な人数が同じように夢の中で植替え作業をやっていた事が判明。

そんな皆の思いが集まるコンニャク、良い状態のイモが確認でき、今回も無事に植替え完了です!

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8月25日(水) 蜂の巣
屋外栽培班の二階堂です。

今年は例年に比べて蜂の巣撤去数がとても多いです。
その半分がとても分かりにくいところでした。

樹の洞の中とか、土の中とか。写真の巣はどちらもモンスズメバチでした。
撤去の際に幼虫を残すと巣を再建されやすいので、撤去に時間が掛かって大変です。

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8月21日(土) 宇宙カンナの発芽:植え付けました!
植物研究部の田中伸幸です。

宇宙カンナ、いよいよ植え付けです。

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8月20日(金) ラッカセイの花が咲きました!
屋外栽培班の二階堂です。

ラッカセイの花が咲きました。
マメ科ラッカセイ属 Arachis hypogaea 南アメリカ原産の植物です。
花びらがまるで蝶の羽に見えます。この蝶形花は多くのマメ科植物の特徴です。
約4千年前のぺルーの遺跡から大量の殻が出ています。世界に広がったのは16世紀以降といわれています。花が終わると花の柄の先を地面に向かって伸ばし、土の中へ潜らせ、その暗い中で実をならす不思議な植物です。それを漢字で表したのが「落花生」です。国内の8割を千葉県が、1割を茨城県が生産しているということです(2016年度)。

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8月19日(木) 宇宙カンナの発芽:根が出てきました
植物研究部の田中伸幸です。
 
さて、8月6日に発芽処理をして、3日で発芽した宇宙カンナ。
8月13日には根が出てきました。それに伴って、芽も色づいてきたところです。
子葉の展開ももうすぐです。これから土に植えつけたいと思います。
 
また、経過をお知らせします。


※これまでの宇宙カンナのブログはこちら↓↓↓

2021/8/12宇宙カンナ、発芽してきました!


2021/8/10宇宙カンナを発芽させよう!


2021/4/87宇宙カンナプロジェクト〜未来の子供たちに平和のバトンを〜

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8月18日(水) 「水草展」思い出アルバム〜感謝をこめて
こんにちは、登録室のTです。
4年ぶりの開催となった「水草展2021」が、8/15(日)無事終了しました。あの美しかった展示室や水槽(写真@)が、いまはもう伽藍洞(写真A)になっています。

登録室では、常に2〜3つの企画準備を平行して行っていますが、7月25日に「夏休み植物園フェスタ」が終了してからわずか2週間での展示入れ替えは、正直とても大変でした。間に合わないのじゃないかと、心配で夜も眠れなかったり、早朝から目が覚めたり・・・(本当です!!)。新型コロナの感染状況にもハラハラさせられました。それでもなんとか開催でき、大きなトラブルなく閉幕できたのは、多くの裏方チームのサポートあってのことでした。

そんな裏方チームの中でも、準備、運営、片付けに、大車輪の活躍をみせてくれたのが、TCA東京ECO動物海洋専門学校の18名の学生さんたちです。準備段階から参画し、何度か打ち合わせに来園し、開幕1週間前から直前準備に携わってくれました。

開幕日前日の打ち合わせ(写真B)、閉幕後の撤収作業(写真C)、「みんなで植える水槽」で水草の準備や植え方指導(写真D)、アクアリウムコーナーの受付や製作アシスト(写真E)、展示会場で水草の説明(写真F)・・・、来園者に楽しんでもらいたいという気持ちから、自主的に行動してくれました。彼らのサポートがなければ成功しえなかったといっても過言ではありません。

研修展示館のウェルカム水槽が完成したときに撮った集合写真(写真G)には、「さあ、やるぞ!!」という笑顔が溢れていました。猛暑と悪天候の中、本当によく頑張ってくれました。ありがとうございました。

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8月17日(火) モロヘイヤの花が咲きました!
屋外栽培班の二階堂です。

スーパーでしか見る事のないモロヘイヤ、植物園の畑コーナーで栽培しています。
どんどん上に伸びて今2m弱位になっています。

アオイ科ツナソ属 Corchorus olitorius 北アフリカ原産の植物です。
ツナソ(綱麻)とは繊維を採取するジュートのことです。モロヘイヤは和名でシマツナソと呼び、実際に繊維を取るための栽培もされます。栄養や繊維にも富むため「野菜の王様」と呼ばれています。インドや地中海沿岸では昔からよく食べられてきました。日本には1980年と最近になって入ってきたとのことです。

※読者の方からのご指摘により、一部の記述を削除しました。

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8月13日(金) 企画展「水草展 -旅する水草-」は今週末まで!
8月7日(土)から始まりました「水草展」ですが、今週末の8月15日(日)までとなっております。あっという間ですね。

研修展示館では、つくば市でみられる水草や、ミャンマーの水草など、幅広い地域の水草の生き生きとした姿をご覧いただくことができます。つくば市内でこんなにいろいろな種類の水草がみられるの?とちょっと驚きます。
ホテイアオイの真っ黒で大きなゲジゲジの塊のような根っこや、開花中の世界最小の植物「ミジンコウキクサ」もなかなか興味深いです。
研修展示館エントランスの撮影スポットは、奥行の浅い水草水槽の後ろに立って撮影すると、水槽の中にいるような写真を撮ることができますよ。

「水草展」は8月15日(日)までです!

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8月12日(木) 宇宙カンナ、発芽してきました!
こんにちは。植物研究部の田中伸幸です。

さて、先日のブログで紹介した宇宙カンナの発芽処理(8月6日)。
3日後の8月9日、発芽が始まりました。やはり、硫酸で処理すると早いです。
発芽口がぱかっと開いて、芽が出てきました。
また、経過をお知らせします。

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8月10日(火) 宇宙カンナを発芽させよう!

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8月6日(金) 企画展「水草展 -旅する水草-」始まります
こんにちは、事務のIです。

いよいよ明日8月7日(土)から、企画展「水草展」が始まります。
今回は「旅する水草」をテーマに、不思議で美しい水草の世界をご案内いたします。水草の移動や進化に関する最新の知見はもちろん、身近にいる水草、絶滅寸前や珍しい水草などをご覧いただくことができます。プロのレイアウターによる水草水槽は、ついつい時間を忘れて見入ってしまいます。
また、新型コロナウイルス感染防止対策を行ったうえで、イベントも実施いたします。体験コーナー「みんなで植える水草水槽」では、手指消毒ののち、毎回消毒したピンセットとはさみを使用してご来場のお客様に少しずつ水草を植えていただき、大きな水草水槽を完成させます。ワークショップ「自分だけのアクアリウムをつくろう(有料)」は、オリジナルのアクアリウムを作成する体験イベントですが、パーテーションを設置し、テーブルや道具を毎回消毒したうえでご参加いただきます。
ご来園の際には、新型コロナウイルス感染防止にご協力くださいますようお願いいたします。

暑い日々が続きますが、植物園で涼し気なひとときを味わっていただけたら幸いです。

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