筑波実験植物園

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こんにちは植物園です

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9月28日(火) 秋の訪れ 〜ジョロウグモとヤマガラと・・・
こんにちは、登録室のTです。今年は残暑も短く、秋の訪れが早いように感じます。
ところで、植物園で秋を感じさせてくれるもの、それは植物だけではありません。

私にとって秋の訪れを感じさせてくれるもの、それはジョロウグモです。彼女達は、美しく立体的なレース編み(網)を、園内の至る所に張って、息をひそめてじっと獲物を待っています。光が当たるとキラキラと輝くその網に魅せられます。蜘蛛なんて大の苦手だったのに、なぜかある時スイッチが入って、今や「クモマニア」への道まっしぐらです。

そしてもうひとつの秋、それは小鳥たちです。秋から春にかけて、その姿をみせていたヤマガラが、なぜか夏の間だけ植物園から姿を消します。涼をもとめて筑波山にでも飛んでいっているのでしょうか。木の梢をちょこちょこと動き回る姿のなんと可愛らしいことでしょう。そんなヤマガラが植物園に戻ってきました。先日、仲間を呼ぶ「ニーニーニー」という鳴き声を聞き、見上げた先にシジュウカラやメジロと一緒に採食中の数羽のヤマガラがいました。バードウォッチャーにはうれしい小鳥の混群の季節がやってきました。

昆虫たちの宴が終わると紅葉が進み、まもなく冬鳥が帰ってきます。植物園は命の賑わいで、一年中見どころ満載です。

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9月24日(金) 「きのこ展」はじまります🍄
こんにちは、事務のIです。

明日から「きのこ展〜カメラがとらえるきのこの世界」が始まります🍄。
今回は、きのこカメラマンや菌学者によるとっておきのきのこ写真を大特集します!
開催期間は9月25日(土)〜10月3日(日)の9日間、会期中はお休み無しです。
第11回きのこ画コンテスト入賞作品、応募作品は、研修展示館3階に展示しています🍄

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9月18日(土) 「みごろの植物」屋外第1位ヒガンバナ
こんにちは、事務のIです。

9/17更新の「みごろの植物」、屋外第1位はヒガンバナです。
例年より少し早めにみごろを迎えています。
シロバナマンジュシャゲは、W13水生植物エリアの東側(池の東端)や、H3温帯資源植物西エリア(大きなニッケイの木のそば)辺りでご覧いただけますので、併せてお楽しみください。

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9月16日(木) アップルマンゴーの種を発芽させました!
屋外栽培班の二階堂です。

圃場担当のスージーさんが、知人から頂いたアップルマンゴーの中にあった種を発芽させました。当園の栽培に関わるみなさんは種が手に入ればとにかく蒔き、枝が手に入ればとにかく挿します。ちなみに根元にある種からはみ出た緑色の部分は子葉で、新芽の初期成長のためエネルギーが詰まったお弁当箱です。お米は胚乳がお弁当箱ですが、無胚乳種子は子葉をお弁当箱にします。子葉が緑色をしているのは、種をプラスチックのコップの中で育てたところ、光が当たって葉緑素ができたのだと思います。さすが、「ふたば」ですね。果実から取り出したばかりの種の子葉は白いです。

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9月10日(金) 草刈り機修理しました
屋外栽培班の二階堂です。

購入してから5年目になる草刈り機のチェーンが経年劣化で切れたので交換を行いました。
園の管理には大変多くの造園・農機具を使用しており、それらのメンテや修理はほとんど作業員が行っています。
それにより機械維持経費と作業中断を減らしています。
そしてちょっと私の本音を言いますと、機械の分解は楽しい!

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9月9日(木) 秋めいてきましたね
こんにちは、事務のIです。

ワレモコウ、オミナエシ、ナンバンギセルなど、秋の植物がみごろになってきました。
植物園では定期的に「みごろの植物」を更新し、ご来園のお客様にお配りしていますが、
ホームページの園内の植物では、「みごろの植物」の情報と併せて写真も掲載しています。
コロナ禍でなかなかつくば市まで足を運ぶことができないというお客さまにも、「今、植物園ではこんな花が咲いているんだなぁ…」と、季節を感じていただけるのではと思います♪ぜひご覧ください。

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9月5日(日) アボカドの芽出し方法
屋外栽培班の二階堂です。

アボカドの芽出し方法はちょっと特殊です。
まず種子につまようじを挿し、それから水をなみなみ入れたコップの淵に置いて給水させます。
見た目に捕らえられた宇宙人です(インターネットで検索すると画像が出ます)。
ちなみにアボカドはクスノキ科の植物で、日本語属名は鰐梨(ワニナシ)属です。
漢字から実の姿や様子がわかる大変ユニークな属名です。

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9月1日(水) 宇宙カンナの発芽処理
こんにちは。植物研究部の田中伸幸です。

植え付けた宇宙カンナもこの通り順調に育っています。

先日、宇宙カンナの発芽処理について、8月10日のブログでお伝えしましたが、
発芽処理をした種子と、していない種子では、14日目でどのくらい発芽に違いがあったのでしょうか?
2枚目の写真をご覧ください。左が硫酸で処理した種子、右が処理はせずに水だけの種子。
やはり、水だけだとなかなか発芽しませんね。

でも硫酸なんか家庭にないよ、という方に、次回は家庭での発芽処理の方法をご紹介します!

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