国立科学博物館筑波実験植物園では、世界最大の「花」といわれるショクダイオオコンニャクが今月下旬に開花します。世界でも開花がまれで、しかも咲いて2日目にはしおれてしまうことから、花を見るチャンスはめったにありません。開花までの成長のようすも見どころで、毎日の姿をホームページで公開します。

ショクダイオオコンニャク
[Amorphophallus titanum]
インドネシア・スマトラ島の限られた場所に生える、サトイモ科の絶滅危惧種。巨大な花の集まり(花序)は高さ3m直径1m以上にもなり、世界でもっとも大きい花序をつける植物です。また死体のような強烈な臭いを放ち、世界でもっとも醜い花とも呼ばれます。ギネスブックで認定された世界最大の記録は高さ3.1mで、今回どこまで大きくなるかが注目されます。
[写真提供:東京大学理学系研究科附属植物園]
ショクダイオオコンニャク成長日記

2012年5月25日(金) 13:45撮影

13:45頃温室にて。199cm。お客様より「5分くらい前はつぼみだったのよ-」とのこと。そうです、朝は閉じていたのに…!

約2時間でこちらのように。また少しのびているようで、最終的な長さは17時に測って、明日お知らせします!

明日からのご見学の注意です。
安全にご覧いただくため、混雑状況により1日当たりの入場者数及び、鑑賞時間を制限させていただく場合があります。また、公共の交通機関でお越しくださいますようご協力をお願いいたします。