筑波実験植物園

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10月31日(月) 企画展【鳥の眼で見る自然展】(11月5〜13日)|進行状況
動物研究部の濱尾です。

「鳥の眼で見る自然展」では、教育棟・研修展示館・園内(野外)で
展示を行ないます。
そのうち、研修展示館の1階では、「鳥と実」「鳥と花」、
そして「鳥と虫」の3つについて、鳥と自然の関わりをとりあげます。

では、「鳥と実」についてのクイズです。

問題
多くの鳥は木の実を丸のみにし、種子は消化しません。
しかし、写真の鳥は、大きなくちばしで種子を割って食べてしまいます。
この鳥の名前を次の中から選んでください。

1.イカル
2.オコル
3.キレル

正解は、「鳥の眼で見る自然展」研修展示館1階で!

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10月28日(金) 企画展【鳥の眼で見る自然展】(11月5〜13日)|進行状況
動物研究部の濱尾です。

山地草原の区画でひと休みしていると、
エナガという小鳥の群れが近づいてきました。
小声でささやきながら、すぐ近くの枝までやってきて、
ヒトを不思議そうに眺めています。
こんなエナガとの交歓を、植物園で楽しんでみませんか。

「鳥の眼で見る自然展」では、
植物園で見られる鳥たちの写真も展示します。
研修展示館の2階まで、どうぞお運び下さい。

さて、大好評、展示内容ご紹介クイズです!
「鳥の眼で見る自然展」では、
鳥の巣をめぐる生き物たちの関わりをとりあげますが・・・。

問題
ウグイスは、巣をどうやって作るでしょうか?
次の中から選んでください。

1.枯れた葉を編んで作る
2.木の幹に穴を掘って作る
3.土に穴を掘って作る

ぜひ、教育棟に展示された巣の実物をご覧ください。
お待ちしています。

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10月24日(月) 企画展【鳥の眼で見る自然展】(11月5〜13日)|進行状況
動物研究部の濱尾です。

「鳥の眼で見る自然展」は冬鳥の渡来に合わせて計画しました。
例年11月になると、越冬する鳥が目立つようになってきます。

ところが、今年は早くもシベリアからジョウビタキがやってきました。
クレマチス園付近で見られます。

さて、大好評、展示内容ご紹介クイズです!

問題
植物園で、巣箱の卵やヒナを襲う動物は何でしょう?
次の中から選んでください。

1.アライグマ
2.アオダイショウ
3.ワカダイショウ

正解は、「鳥の眼で見る自然展」で!
迫力のある実物もご覧ください。

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10月18日(火) 企画展【鳥の眼で見る自然展】(11月5〜13日)|進行状況
動物研究部の濱尾です。

朝夕には、植物園の空気がひんやりと感じられるようになってきました。
林の中では、渡り途中のカケスが鳴き交わしています。

さて、好評につき、展示内容紹介クイズ第2弾です!

問題
冬になると冷温帯落葉広葉樹林(ブナ林)の区画では、シジュウカラがよく地面をとび跳ねています。
何をしているのでしょうか?
次の中から選んでください。

1.足をきたえている
2.どんぐりをさがしている
3.枯葉についた虫を食べている

正解と解説は、「鳥の眼で見る自然展」の園内展示で!
園内(野外)での展示も準備しています。お楽しみに!

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10月11日(火) 企画展【鳥の眼で見る自然展】(11月5〜13日)|進行状況
動物研究部の濱尾です。

「きのこ展」も終わり、次の企画展「鳥の眼で見る自然展」の準備が本格化してきました。

そこで、今回は、クイズで展示の内容をご紹介したいと思います。

問題
花の蜜を吸うメジロの舌はどのようになっているでしょう?
次の中から選んでください。

1.ストローのように筒になっている
2.先端が細かーく分かれている
3.舌が二枚になっている

正解と実物は、「鳥の眼で見る自然展」で!

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10月4日(火) 「街なかの地衣類ハンドブック」
こんにちは、事務室のMです。
植物園もだいぶ秋の装いとなってきました。
読書の秋、ということで今回は本のご紹介をさせていただきます。


「地衣類」。

名前は聞いたことがあっても、正直なところいまひとつどういうものか分からない・・・
地衣類を見ていたとしても、頭の中ではぼんやりと「コケ、かな〜」という程度。

むしろ、私にとってはちょっと取っ付きにくかった印象のある「地衣類」。

そのような私でしたが、
近日販売予定の文一総合出版「街なかの地衣類ハンドブック 」(当館 大村研究主幹著)が
現在開催中のきのこ展で発売されており、いざ手にとってみました。

「街なかの地衣類ハンドブック」は、都市の街路樹やコンクリートに付着しているものなど、
身近に見られる58種の厳選された地衣類が掲載されているフィールド図鑑です。

鮮やかな表紙絵に目を奪われつつ
(デザインも担当した大村研究主幹によると、表・裏表紙には隠し要素があるとのこと!)
実際本を開いてみると、そもそも地衣類とは?といった基礎知識はもちろんですが、
色別に検索ができる、というのが私のような初心者にはありがたいポイントです。

実物と写真を絵合わせすることで、種名や生態が調べられるようになっています。

まじまじと見ると、地味だと思っていた地衣類は意外とカラフルで
色んな形があるんだな〜と感心させられます(ほんの一部なのでしょうが・・・)。

また、それだけではなく、地衣類を使った実験から
採集・標本の作り方などが分かりやすく紹介されています。


このハンドブックによって「地衣類の仲間って意外と身近にいるんだ〜」と気づき、
ちょっと取っ付きにくかったイメージの地衣類にだいぶ親近感がわいてきました。

園内を歩いているとしょっちゅう足を止めてしまう私ですが、またさらにその要素が増えてしまいそうです。
(嬉しい悲鳴?)

大きな図鑑を持ち歩いて調べることはなかなか大変ですが、
このハンドブックなら気軽に携帯することができます。

皆さんもぜひこのハンドブックを片手に、
街なかで身近な地衣類を探してみてはいかがでしょうか♪

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