水草展2021ブログ

2021/7/14(水)

水の中を旅してみたら

水草展には4年ぶり2回目の参加になります、轡田圭又です。
普段は筑波大学の大学院生として、水草の冠水適応機構とイネの窒素代謝に関して研究を行っています。

水草展2021のチラシの表紙をご覧になったでしょうか?

ナガエミクリの群落

これは自分が静岡県の富士市で出会ったナガエミクリの群落で、水草展2021のチラシの表紙写真に使っていただきました。今思えばこの光景に出会ったのは全くの偶然で、大学の実習先でふと川の中を覗くと出会うことができました。澄み切った水の中をゆらゆらと揺れる水草たちがどこまでも続いていました。

ミズオオバコ

これは自分の地元の富山県で出会ったもので、花を咲かせているのは今やなかなか見ることが難しくなったミズオオバコです。どこにでもあるような田んぼの用水路での光景で、そんな身近な場所でもこんな素敵な光景が広がっていたりします。

今回の水草展では、このような我々が各地で旅をして目にしてきた様々な水の中の光景を皆様にお届けできるように、現在展示の準備を進めています。
皆さんも水草展を通して、水の中へ旅をしてみませんか?
どうぞお楽しみに。